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【徹底討論】混迷する徴用工問題の落とし所はどこ? 「財団方式」は現実的か

【徹底討論】混迷する徴用工問題の落とし所はどこ? 「財団方式」は現実的か

迫る徴用工問題「資産現金化」日本が進むべき道は、和解か断交か。日韓問題に精通する5人の有識者が徹底討論!/奥薗秀樹(静岡県立大学教授)×加藤康子(内閣府産業遺産情報センター所長)×城内実(衆議院議員)×舛添要一(国際政治学者)×武藤正敏(元駐韓国大使) <summary> ▶︎徴用工判決について留意すべきは、韓国側は「不払いの賃金を払え」ではなく「慰謝料を払え」と要求していること。一度認めれば、際限なく範囲が広がる ▶︎韓国の与党、共に民主党は「歴史歪曲禁止法」の成立を

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中国の領海侵入、韓国の国際法違反にこう対峙する|外務大臣・茂木敏充

中国の領海侵入、韓国の国際法違反にこう対峙する|外務大臣・茂木敏充

安倍晋三総理大臣が牽引してきた「地球儀を俯瞰する外交」をさらに進めていきたい——そう語るのは、外務大臣の茂木敏充氏だ。緊迫する東アジア情勢、日米同盟の行方、ロシアとの平和条約交渉……日本を取り巻く外交課題は山積している。茂木氏が考える、ポスト安倍時代の外交、そしてポストコロナの国家像とは。 地球儀を俯瞰する外交を 安倍晋三総理が8月28日の会見で、健康上の理由で退陣を表明されました。本当に残念です。 7年8カ月、安倍総理はアベノミクスによる日本経済の再生と雇用の創出、私

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寸前のGSOMIA破棄回避「文在寅迷走」の全内幕

寸前のGSOMIA破棄回避「文在寅迷走」の全内幕

11月23日に期限を迎えていたGSOMIA失効は、寸前に回避された。強硬な態度を貫いていた青瓦台(大統領府)内部では一体何が起こっていたのか。取材を進めると、「青瓦台の高官が事態をこじらせた」ということが分かってきた。/文・牧野愛博(朝日新聞編集委員) 電話での協議を毎日のように  11月23日午前零時のGSOMIA失効まであと2週間という時点で、事態が好転する気配はなかった。唯一、つながっていたのは外務省の秋葉剛男事務次官と韓国外交部の趙世暎第1次官のラインだ。  こ

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ついに韓国の歴史家が決起した! 日韓断絶の元凶「反日種族主義」を追放せよ

ついに韓国の歴史家が決起した! 日韓断絶の元凶「反日種族主義」を追放せよ

対日歴史歪曲の構造的問題を指摘し、韓国でベストセラーとなった『反日種族主義』。11月14日、同書の邦訳版が発売される。歴史の歪曲とプロパガンダはなぜ止まらないのか。著者6名のうち3名が集結し、韓国を蝕む宿痾の正体に迫った!/朱益鍾(李承晩学堂管理理事)×鄭安基(元ソウル大学経済研究所客員研究員)×金容三(「ペン&マイク」大記者李承晩学堂講師)×黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員)/訳・柳錫 司会の黒田勝弘・産経新聞ソウル駐在客員論説委員 2019年のキーワードは「反

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深層レポート 安倍晋三VS.文在寅「激突900日」

深層レポート 安倍晋三VS.文在寅「激突900日」

約4年前、日韓両国は歴史的な「慰安婦合意」に漕ぎ着けたはずだった。その後、韓国では保守の朴槿恵政権が倒れ、進歩(革新)の文在寅政権が誕生。革命的政権であり、日韓関係を危惧する声も出たが、当初、安倍は「(文在寅とは)意外に対話できるかも」と漏らしていた。だが、その後の日韓関係は急速に冷え込んでいく。一体、何があったのか。総理を最も知る記者が書いた日韓首脳の攻防「全記録」/文・岩田明子(NHK解説委員) なぜ急速に関係は冷え込んでいったのか  今年9月25日、国連総会にあわせ

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橋下徹と舛添要一が徹底討論!日本と韓国「対決か、協調か」

橋下徹と舛添要一が徹底討論!日本と韓国「対決か、協調か」

韓国の大法院(最高裁)の判決をきっかけに史上最悪に落ち込んだ日韓関係。元徴用工への対応を巡る議論はまったくかみ合わず、解決の糸口は見えない。そもそも、元徴用工たちに“誰が”賠償金を払うべきなのか。互いに政治の世界も経験した理論派論客2人が導き出した答えとは?/橋下徹(元大阪市長・弁護士)×舛添要一(前東京都知事・国際政治学者)

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文在寅大統領“特別補佐官”が大反論「安倍首相よ、なぜ韓国が敵対国なのか」

文在寅大統領“特別補佐官”が大反論「安倍首相よ、なぜ韓国が敵対国なのか」

    文正仁(ムンジョンイン)統一外交安保特別補佐官(68)は、文在寅大統領の外交・安全保障面における最大のブレーンである。文氏は1994年から2016年まで延世大学政治外交学科教授(現在は名誉特任教授)を務め、金大中、盧武鉉大統領時代に政権中枢で大きな役割を果たした。北朝鮮に宥和的な「太陽政策」の企画・立案にも関与し、過去5回行なわれた南北首脳会談のうち4回に出席している。一方、文氏は文在寅政権の急進的な「親北朝鮮・反米」路線を主導しているとして、保守派から批判されている

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前釜山総領事の独占手記「韓国を覆う危険な『楽観論』の正体」

前釜山総領事の独占手記「韓国を覆う危険な『楽観論』の正体」

総領事館前の慰安婦像・徴用工像設置をめぐる攻防、総領事館内での学生たちの“反日示威行為”…日韓友好の象徴だった釜山はここ数年で変わってしまった。外務省きっての“韓国通”前釜山総領事の道上氏が読み解く「日韓すれ違い」の本質とは?/文・道上尚史(前釜山総領事)

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日本と韓国「国家の品格」――藤原正彦

日本と韓国「国家の品格」――藤原正彦

かつてなく悪化した日韓関係。憲法に「反日」が明記され、「華夷秩序」で未だに日本を下に見る韓国とは、分かり合えないのか。いや、そんなことはない。日本の「武士道」、韓国の「惻隠の情」という互いの美徳を見直せば、解決への糸口は必ずや見えてくる。/文・藤原正彦(作家・数学者)

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「軍事協定破棄」文在寅政権は外交戦に敗れた――佐藤優

「軍事協定破棄」文在寅政権は外交戦に敗れた――佐藤優

8月22日、韓国政府は日本との軍事情報包括保護協定を破棄すると発表。作家の佐藤優氏は「日本側が、協定破棄する方向に韓国側を追い込んだ」と分析する。ポピュリズムが権力基盤である文在寅政権は不確実性が高まっている。この先の不安は、日韓の偶発的な武力衝突だ――/文・佐藤優(作家・元外務省主任分析官) GSOMIA破棄をどう見るか?   韓国政府は、8月22日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると発表し、翌日、駐韓大使を呼び、日本側に正式に破棄を通告しました。