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数字の科学 世界一丸い物体の誤差|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 世界一丸い物体の誤差=10万分の5mm球というのは自然界において特別な形で、多くの物体が真球に近い形状をとる。たとえば地球は、かなり凸凹のある球体という印象があるが、実はそうでもない。地球は自転の遠心力でやや赤道付近が膨らんだ楕円体をしているが、極半径と赤道半径の差は約21.4キロメートルに過ぎない。地球の直径約1万2700キロに比べれば、約300分の1だ。ヒマラヤ山脈もマリアナ海溝も、

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