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文藝春秋digital読者の皆さまへ、編集長より最後のお願い【「文藝春秋 電子版」1年無料プランのご案内】

5月31日、「文藝春秋digital」はクローズいたします。 これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。 先にもお知らせした通り、月刊文藝春秋のサブスクリプションは「文藝春秋 電子版」に一本化します。これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただいた皆さまには、突然のお知らせになったことを、改めてお詫び申し上げます。 「文藝春秋digital」のサービスが終了しますと、6月から皆さまに最新記事をお届けできなくなってしまいます

中国発禁作家は予言する。「共産党独裁崩壊で中国は分裂する!」

 こう語るのは、中国の作家で民族問題研究者でもある王力雄氏(66)だ。王氏は、1953年、中国・長春市に生まれ、78年、文革後最初の民主化運動「民主の壁」に参加し、94年には中国最初の環境NGO「自然之友」を立ち上げた。『漂流』『溶解権力』『天葬』『ダライ・ラマとの対話』『逓進民主』など多数の著作があり、『黄禍』『私の西域、君の東トルキスタン』(いずれも集広舎)『セレモニー』(藤原書店)は邦訳されている。冒頭、新宿歌舞伎町の風俗店から始まる近未来小説『黄禍』は、香港誌『亜洲週