文藝春秋digital

【アーカイブ動画】岸田奈美×島田彩|わたしの言葉、わたしの文章で日々を切り取る。【終了しました】

【アーカイブ動画】岸田奈美×島田彩|わたしの言葉、わたしの文章で日々を切り取る。【終了しました】

◆日々を切り取る文章術 文藝春秋digitalは、3月19日(金)19時から、作家の岸田奈美さんと島田彩さんのオンライン対談「わたしの言葉、わたしの文章で日々を切り取る。」を開催します。 noteへの投稿がきっかけで、人気の書き手となった岸田さんと島田さん。ふたりの綴る文章は、多くの人の心を惹きつけます。 なぜ響くのか、なぜ刺さるのか。ふたりが書く文章に共通するのは、「日常の切り取り方の巧みさ」です。岸田さんも、島田さんも、日常をうまく切り取り、文章に落とし込んでいるの

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「一人称単数」を読むと、筋の通らない物語を語りたくなる|岸田奈美

「一人称単数」を読むと、筋の通らない物語を語りたくなる|岸田奈美

村上作品の感想を書くと、なぜか自分の話ばかりしてしまう 文藝春秋さんから「『一人称単数』の書評をお願いします」と頼まれて、嬉々として引き受けた数分後に、わたしは唸りながら頭を抱えていた。 わたしは4月に刊行された「猫を棄てる 父親について語るとき」で、はじめて村上春樹作品を手にとった。わたしが彼の作品に長く手が伸びなかったのは、亡き父が熱烈なファンであったことに由来するのだけど、長くなるのでここで説明はやめておく。 ともかくその本に深く感動して、単行本を片手にしばらく放

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海を隔ててバズった母――岸田奈美【特別全文公開】

海を隔ててバズった母――岸田奈美【特別全文公開】

文・岸田奈美(文筆家・株式会社ミライロ)  出社して間もなく、同僚から「あなたのお母さんが、中国で話題になってるよ」と言われた。ご想像いただけるだろうか。芸能人でも、有名人でもない母親が、海を隔てた大陸で、話題になっていることを。そしてその一報を、会社で突然受け取る、私の動揺を。  話題になっているのは、私がツイッター(SNS)に投稿した、2分ほどの短い動画だった。母が、車に乗り込み、運転している様子を撮影したものだ。一応、ただの運転ではない。母は十数年前に患った大動脈解

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