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囲碁棋士・一力遼——「宿命」を背負った二足の草鞋

囲碁棋士・一力遼——「宿命」を背負った二足の草鞋

「宿命」を背負いながら、二冠を手にした男の肖像。/文・北野新太(報知新聞記者) <summary> ▶︎2021年の囲碁界は動乱期を迎えている。王者が頂点に君臨し続ける中、次代の旗手たちも勃興している。21歳の芝野が王座、23歳の許家元が十段、そして23歳の一力が碁聖、天元の二冠を持つ ▶︎一力は東北地方のブロック紙である河北新報社の東京支社編集部に在籍し、現役の新聞記者として勤務する横顔を持つ ▶︎将棋界との最大の相違点は、国際棋戦が存在すること。中国、韓国との覇権争いに

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