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文藝春秋digital

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#北村滋

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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外事警察秘録④ 経済安保「華為」の脅威 北村滋

外事情報部長だった私は孤立と焦りに似た思いに囚われた。/文・北村滋(前国家安全保障局長) ★前回を読む。 北村氏 中国による「サイレント・インベージョン」 中国の脅威の本質は、「軍民融合」すなわち、軍事技術と民生技術とを国家の意志の下であらゆる手段を駆使して連携させる「複合連携」とも言える実態である。 本年8月1日、経済安全保障推進法の一部が施行され、内閣府に経済安全保障推進室が設置された。最先端の部品・素材、資源、機微技術・情報等が「銃弾」に勝る時代に突入して久しいが

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追想・安倍晋三内閣総理大臣 北村滋

2022年7月8日「悲報」——奈良県橿原市それは普段よりはむしろゆったりとした昼時であった。眼下に芝・虎ノ門の街並みを見下ろす赤坂1丁目、高層ビルの最上階、船橋洋一氏との昼食を待つ最中、その知らせは前触れもなく飛び込んできた。 「NHK速報 安倍元首相 奈良市で演説中に倒れる 出血している模様 銃声のような音」(11時44分) 目を覆いたくなるような不吉な知らせだった。さらに、「背後から散弾銃のようなもので撃たれた模様」「心臓マッサージ中 ヘリで搬送の予定」「銃器は押収済

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外事警察秘録③オウム真理教「ロシアコネクション」 北村滋(前国家安全保障局長)

警察庁長官狙撃事件の当日。「警察の涙雨」という言葉が頭を過った。/文・北村滋(前国家安全保障局長) ★前回を読む。 北村氏 教団の背後にロシアまもなく5カ月となるロシアによるウクライナ侵攻をめぐって印象的だったのは、「ロシアは、ウクライナに全面侵攻しない」とする我が国の大方の識者・専門家の予測を裏切る形で始まったことだ。 外国の戦略シナリオの予測は難しいといえばそれまでだが、インテリジェンスの観点からみると、これらの予測は、「ミラー・イメージング(鏡像効果)」の罠に嵌

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【フル動画】北村滋×三浦瑠麗「前国家安全保障局長に聞く 重信房子、日本赤軍との闘い」

◆この国の安全保障を問う  文藝春秋digitalは、6月20日(月)20時〜、前国家安全保障局長の北村滋さんと、国際政治学者の三浦瑠麗さんによるオンライン対談イベント「前国家安全保障局長に聞く 重信房子、日本赤軍との闘い」を開催しました。 《対談はこのページ下部にあります》  北村さんは内閣情報官をおよそ8年、国家安全保障局長を2年ほど務め、日本のインテリジェンスを支えてきた存在です。2014年に施行された特定秘密保護法の制定、国家安全保障局(NSS)の発足など日本の情

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新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との戦い」 北村滋(前国家安全保障局長)

「ミスター・シゲルか?」。ドアの向こうには白人の男が立っていた。/文・北村滋(前国家安全保障局長) ★前回を読む。 北村氏 「重信房子」忘れることのない存在「重信房子さん生還―歓迎会」。手元にこんな催しを告知するビラがある。5月28日に刑期満了し、出所した「重信房子」は、我が国の外事警察が長い間、多くのリソースを割いて追跡しながらも、今なおメンバーの一部が逃亡している国際テロ組織「日本赤軍」の最高幹部を務めた人物である。中東などを拠点に長期間潜伏していたが、2000年1

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新連載 外事警察秘録① 横田めぐみさん「偽遺骨」事件 北村滋(前国家安全保障局長)

インテリジェンスの世界は一滴の血も流れない戦場だった。/文・北村滋(前国家安全保障局長) 北村氏 国益をかけた戦場 1980年4月に警察庁に入庁し、2021年7月、国家安全保障局長を最後に公務員人生にピリオドを打った。41年余り、私はいかなる仕事をしてきたか――。 例えば、警察庁長官官房や交通局で法案を書いた。県警本部長として県民の安全に責任を負った。警視庁の若き署長として町の交通安全や防犯の向上に取り組んだ。どの仕事も警察官僚として多くの出会いに恵まれ、思い出深い。

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北村滋 国家安全保障戦略「三本の矢」 緊急特集ウクライナ戦争と核

岸田首相よ、ミサイル、グレーゾーン事態、ハイブリッド戦に備えよ。/文・北村滋(前国家安全保障局長) 北村氏 日本が避けて通れぬ「3つの喫緊の課題」1月26日、岸田内閣は、国家安全保障戦略の改定を目指して、有識者からのヒアリングを開始した。私もその場に出席し、自らの意見を開陳した。 国家安全保障戦略は、「1内閣1戦略」とも言われ、我が国の国益を長期的視点から見定めた上で、国際社会の中で我が国の進むべき針路を定めるものだ。しかし、現下の極めて厳しい極東の安全保障環境を考える

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北村滋(前国家安全保障局長)「経済安全保障」とは何か?

東芝事件、学術会議問題等の深層を前国家安全保障局長が語り尽くす。/文・北村滋(前国家安全保障局長) 北村氏 長くやるべき職務ではない去る7月7日をもって国家安全保障局(NSS)局長を退任しました。1980年の警察庁入庁から始まった公務員人生は実に41年にわたりますが、そのうち最後の9年6カ月を総理官邸で過ごしたことになります。 「こういう職業は無限にできるわけではない」 退官に当たり、親友で、アメリカの国家情報長官を歴代最も長く務めたジェームズ・クラッパー氏は、こん

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霞が関コンフィデンシャル<官界インサイドレポート>

日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★新次官は“小説家” 日本郵政グループの不適切販売を巡り、元総務次官の鈴木康雄上級副社長(昭和48年、旧郵政省入省)に情報を漏洩し、次官だった鈴木茂樹氏(56年)が事実上更迭された。メールや面会記録など証拠を手に高市早苗総務相自ら自白を迫ると、鈴木氏は“完落ち”したという。  後任についたのは、総務審議官だった黒田武一郎氏(57年、旧自治省)。高市氏には

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