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戦争の夏こそ読み返したい “A級戦犯軍人”戦中の雑誌記事3選|辻田真佐憲

戦争の夏こそ読み返したい “A級戦犯軍人”戦中の雑誌記事3選|辻田真佐憲

文・辻田真佐憲(近現代史研究者)   雑誌は“雑”ゆえに尊い。「つまらん本ほどいいんだ。或は一時大衆の間に圧倒的に受けて、今はもうゴミダメの中にあるようなものがいいんだな」。日本有数の雑誌ライブラリーを築いた評論家、大宅壮一がそう指摘するように、思わぬ記事が後世キラリと光ることも少なくない。知られざる回想がインタビューの代わりとなることも。雑誌はまことに時代の鏡であり、汲めども尽きせぬ泉である。  戦争の夏。今年もメディアで歴史の教訓が説かれるであろう。また靖国神社や東京

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