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【立花隆「知の巨人」の素顔】「分かる能力」と「分かろうとする努力」の天才|平尾隆弘

【立花隆「知の巨人」の素顔】「分かる能力」と「分かろうとする努力」の天才|平尾隆弘

文・平尾隆弘(文藝春秋元社長) 知識ゼロから勉強して立花さんの凄さを思い知ったのは、1988年、「文藝春秋」で利根川進さんへのインタビュー(『精神と物質』)を担当したときである。利根川さんは前年ノーベル医学・生理学賞を受賞。立花さんは、社の編集委員と共にMIT(マサチューセッツ工科大学)に出向き、3日間、延々20時間に及ぶインタビューを実現した。半年後連載が始まったところ、初回担当者が異動になり、第2回からの担当を命じられたのが私だった。参ったなぁ。必死でにわか勉強をしたも

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