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文藝春秋digital

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#日本共産党

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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日本共産党と文藝春秋の100年 本誌に残るマルクス主義者の生々しい証言 中北浩爾(一橋大学大学院教授)

田中清玄は武装時代を語り、宮本顕治は「鉄の規律」に胸を張った。/文・中北浩爾(一橋大学大学院教授) 共産主義社会というユートピア 雑誌『文藝春秋』の創刊は1923(大正12)年、その前年に結成されたのが、日本共産党です。今年でちょうど100年になります。 現在からは想像がつかないほど、戦前の日本共産党は知識人や若者の間に大きな影響力を有していました。財閥や大地主の存在にみられるように巨大な格差が存在し、政治的にも民主主義が不十分だったからです。こうしたなか、日本社会が抱え

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宮本顕治と不破哲三 筆坂秀世(元日本共産党政策委員長)

一人は党の礎を築き、一人は理屈をこねた。/文・筆坂秀世(元日本共産党政策委員長) 不破哲三の自宅を何度も訪れた御年92で今も党常任幹部会に名を連ねる不破哲三さんの自宅は、都心から車で高速を飛ばして約1時間、丹沢の山麓にあります。不破さんが最高指導者だった2000年前後、私は判断をあおぐために何度も訪れました。 相模湖ICから山道を上がったところに大きな敷地があり、入口を入るとすぐ左手に小さな一軒家が建っています。これはたしか自宅ではなく、コックさんや運転手が寝起きする場所

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佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史 『トロツキズム』 川上徹・山科三郎編

日本共産党を分析するための最良の資料 1991年12月のソ連崩壊によってフランス、イタリアなど欧米先進資本主義国の共産党は崩壊してしまった。対して日本共産党は、現在も国会に議席を有する国政のプレイヤーとして機能している。日本共産党の強さを分析する上で、本書は最良の資料だ。 1980年代半ばまで、日本のマルクス主義陣営は、社会党左派(労農派マルクス主義)、日本共産党、新左翼の3つに分かれて切磋琢磨していた。新左翼のことを警察は「極左暴力集団」「過激派」、日本共産党は「トロツキ

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立憲民主党がまるでダメな理由 青山和弘

自民党に伍するために必要な改革とは?/文・青山和弘(政治ジャーナリスト) 青山氏 「常に自民党と戦っている政党」衆院選後、初めての論戦が繰り広げられた昨年の臨時国会も最終盤、私は立憲民主党本部で泉健太代表と向かい合っていた。少し疲れた表情に思えて「代表職は疲れますか」と尋ねると、「疲れるっていうよりも、もっと期待に応えるにはどうしたらいいか考える日々ですよ」と笑った。 10月の衆院選で立憲民主党は、現有議席を14議席も減らす96議席に沈んだ。対する自民党は261議席。惨

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宮本顕治 鰻とカップ酒のこだわり 筆坂秀世 100周年記念企画「100年の100人」

東京帝国大学在学中に文壇に登場した宮本顕治(1908~2007)は、警察の弾圧と戦った共産党の闘士として知られる。元参院議員の筆坂秀世氏がその素顔を明かす。/文・筆坂秀世(元参院議員) 筆坂氏 戦前、警察のスパイを査問の末に殺した容疑で逮捕された宮本は、拷問にも黙秘を貫き、終戦まで12年間も口を割らなかった。日本共産党史上、別格のカリスマだ。死に際して保守派の中曽根康弘氏が「敵ながらあっぱれ」と評価したほどである。 資本主義国で21世紀まで共産党が残ったのは日本だけだ。

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佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史 「日本共産党綱領(1961年)」(『日本共産党綱領問題文献集』所収)

ソフト路線化しても何も変わっていない日本共産党の本質日本共産党を「その気」にさせたのは立憲民主党の枝野幸男代表だ。去年9月の国会における首班指名で、枝野氏は共産党に協力を申し入れ、共産党がそれに応えたことにより、野党政治の性質が変化した。日本共産党がこの出来事を極めて重視していることは同党機関紙「しんぶん赤旗」(2020年9月17日)の以下の記事からも明白だ。 〈日本共産党の志位和夫委員長は16日、党議員団総会後に国会内で記者会見し、同日の衆参両院本会議の首相指名選挙で新・

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