マガジンのカバー画像

文藝春秋digital

一流の作家や知識人、ジャーナリストによる記事・論考・ルポルタージュなどを毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記事が読み放題&イベント見放題のサービスで… もっと読む
月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に幅広いテーマの記事を配信しています。政治家や経営者のインタビュ… もっと詳しく
¥900 / 月
運営しているクリエイター

#就活

西川美和 ハコウマに乗って⑫

そういうもの?この仕事につく以前、私には映画関係の知り合いは1人もなかった。映画や写真や音楽にのめり込んでいた大学時代の仲間も、4年生になると出版社や鉄道会社や商社に就職を決めていったが、私は1人「映画の仕事をしてみたい」と青臭い夢に浸りつつ働き口を探していた。 そんな折、故郷の父が通う床屋の息子が映画会社で撮影助手をしているという話を聞いた。クラスの中でも物静かだったO君が、大きなキャメラを担いで撮影現場に立っているとは意外だった。床屋には巨匠キャメラマンの傍らに立つO君

スキ
3

岡藤正広「伊藤忠はこうして財閥に勝った」三菱商事、三井物産を追い越したウラ

三菱商事、三井物産を追い越したウラには「政商」と「行商」の違いが。/文・岡藤正広(伊藤忠商事代表取締役会長CEO) 岡藤氏 「いかに生産性を上げるか」の一点 商社「三冠」達成――。伊藤忠が2021年3月期決算で、純利益、時価総額、株価の3つで総合商社のトップに立ったことで、こう報じられました。僕が1974年に入社してから、長い間、「万年4位」と言われていましたから、感慨深いものがあります。 伊藤忠の160年の歴史は、近江商人だった創業者・伊藤忠兵衛さんの「行商」から始ま

スキ
18