文藝春秋digital

日本電産社長「EVの覇権を狙う」 異色のトップが挑む“売上高10兆円”

自衛隊から日産を経て日本電産の社長に。「永守会長の分身になる使命がある」と語る新トップが描く未来とは。/関潤(日本電産社長兼CEO)聞き手/構成・井上久男(ジャーナリスト) <summary> ▶︎関は日産から日本電産への転職は断るつもりだったが、永守に説得されて入社を決めた ▶︎関は陸上自…

「カメラのキタムラ」“何も買わなくても出られる店”が国内1000店チェーンになれたワケ

ファウンダー名誉会長の北村正志は語る。「捨てる神あれば拾う神ありです」と。/文・樽谷哲也(ノンフィクション作家) <summary> ▶︎カメラキタムラのオフィスはフリーアドレス制。社長でさえ所定のデスクと椅子はない ▶︎北村は渥美俊一が主宰する「ペガサスクラブ」の会員になり、チェーンス…

「地銀再編」のカギは“農業ビジネス”にある

地銀の真の復活に必要なのは「数合わせ」ではなく金融の規制緩和だ。/文・浪川攻(金融ジャーナリスト) <summary> ▶︎地銀の経費率(利益に対する経費の割合)は60%台が適正だが、直近3年間は業界全体で右肩上がり ▶︎銀行業以外の分野への進出が期待される。農業はその一つだが、農協の存在も…

三井物産会長に聞く“新しい発想を生むこれからの働き方” 総合商社は「創造商社」へ

もはや総合商社は、「需要と供給をつなぐ」だけでは仕事にならない。/文・飯島彰己(三井物産会長) <summary> ▶︎コロナ禍でデジタライゼーションが急加速したことで、「未来の社会」がぐっと身近に感じられるようになった ▶︎オンラインで効率よく仕事ができるのは、人と人との信頼関係の「貯…

「脱炭素」こそポスト新自由主義の本命。日本文化がSDGsの本家本元だ

「脱炭素宣言」で、日本はSDGsのフロントランナーになれる。/文・熊谷亮丸(大和総研チーフエコノミスト・内閣官房参与 経済・金融担当) <summary> ▶︎今、各国がこぞって「脱炭素」に取り組むのは「脱炭素宣言」が国際競争の中で非常に強力なカードになるから ▶︎今後、企業はゼロカーボンに…

“No.1百均”ダイソーの「在庫があるとうれしい」独自の経営哲学

誰もが知る100円ショップブームの先駆け企業を強くしたのは「将来を怖がる力」だった。/文・樽谷哲也(ノンフィクション作家) <summary> ▶︎自らを笑われ者にし、道化を演じ、相手を己の懐に絡めとる人心収攬の術に長けた男。それがダイソー創業者の矢野博丈だ ▶︎雑貨の移動車販売をやっている…

丸の内コンフィデンシャル<財界インサイドレポート>

日本の経済の中心地、東京・丸の内。敏腕経済記者たちが“マル秘”財界情報を覆面で執筆する。 ★楽天が試される「売る力」 楽天(三木谷浩史会長兼社長)と米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR、ヘンリー・クラビス共同CEO)は、11月16日、大手スーパー西友(リオネル・デスクリ…

「2050年までに温室効果ガスゼロ」は実現できるのか?

脱炭素社会は日本再生のチャンスでもある。/川村隆(日立製作所名誉会長)×小林喜光(三菱ケミカルHD会長)×国谷裕子(キャスター) <この記事のポイント> ▶︎菅首相は2050年までに温室効果ガスゼロ、カーボンニュートラルゼロを打ち出し、「環境後進国」から脱却しようとしている ▶︎ただ、経…

「コープさっぽろ」ビジネスと社会貢献を両立する理想のCSV経営

アメリカのビジネススクールを経て現在、早稲田大学ビジネススクールで教鞭をとる入山章栄(いりやまあきえ)教授。グローバルな経営戦略に精通する経営学者が推薦したのは、地域に根差した生活協同組合のトップだった。 ビジネスと社会課題の解決との両立 入山教授(早稲田大学ビジネススクール) …

中小企業を勝利に導くアトツギベンチャーの伝道師・山野千枝|藤吉雅春

世界40カ国で発行されるビジネス誌フォーブスの日本版「Forbes JAPAN」の編集長藤吉雅春氏は3年前、「アトツギベンチャーの伝道師」と呼ばれる山野千枝さん(51)と出会った。彼女が語ったのは後継者不足に悩む中小企業の「勝ち方」。その後、瞬く間に彼女は全国区になった。/文・藤吉雅春(Forbes JA…