文藝春秋digital

「文藝春秋digital」は2023年5月末で終了しました。今後は、新規登録なら「月あたり450円」からの「文藝春秋 電子版」https://bunshun.jp/bungeishunju をご利用ください。

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    • 2021年の論点100

      【12月1日配信スタート】毎日、朝晩2本の記事を配信。2021年の日本、そして世界はどうなる? 「文藝春秋」に各界の叡智が結集。コロナ禍で混迷を極める世界を読み解く100本の優れた論考をお届けします。50日後にマガジンが完成します。

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    2021年の論点100

    【12月1日配信スタート】毎日、朝晩2本の記事を配信。2021年の日本、そして世界はどうなる? 「文藝春秋」に各界の叡智が結集。コロナ禍で混迷を極める世界を読み解く100本の優れた論考をお届けします。50日後にマガジンが完成します。

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    【100-教育・科学】好奇心に基づいた独学がコロナ時代の未来を拓く|柳川範之

    文・柳川範之(東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授) 独学の可能性が広がるコロナ禍の中では、様々な変化が起きたが、インパクトが大きかったのはオンラインの利用拡大だろう。多くの人が曲がりなりにも、オンラインでの仕事や授業を経験したという事実は、今後の学びのあり方にかなり大きな影響をもつだろう。 オンラインの大きなメリットは、職場や学校に行かなくても、活動ができることだ。この点は、社会人が、独学で勉強しようとする際には、とても有利な変化だ。仕事をしていれば、どうしても学

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    【99-教育】教育格差是正に向け 地道な策から逃げるな|松岡亮二

    文・松岡亮二(早稲田大学准教授) 日本は「教育格差社会」 本人が選ぶことのできない育った家庭の社会経済的地位(Socioeconomic status, 以下SES)、出身地域、性別といった「生まれ」によって、教育達成に差があることを「教育格差」と呼ぶ。頻繁に混同される言葉に「学歴格差」があるが、これは最終学歴によって大企業で雇用されやすいといった就職機会など学歴による様々な便益の差を意味する。 日本は他国と比べると標準化された義務教育制度を持っているので、どんな「生まれ

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    【98-教育・科学】 KAGRA本格稼働 重力波で観測するブラックホールの正体|麻生洋一

    文・麻生洋一(国立天文台准教授) まったく光を出さないブラックホールを観測 天文学の歴史を塗り替える期待がかかる「大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)」は、2020年2月に観測を開始しました。岐阜県飛騨市の旧神岡鉱山の地下300mに作られた、長さ3㎞のアームトンネル2本が交差したL字型の施設です。 重力波とは、非常に重い天体が加速度運動する際に生じる時空の歪みが、光速で四方八方へ広がる波のこと。「時空のさざ波」とも呼ばれ、宇宙を観測する手段としては、電磁波(光や電波な

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    【97-教育・科学】【スーパー子育て母親の主張】 「非認知能力」を育てる これが国際基準|ボーク重子

    文・ボーク重子(ライフコーチ) 「子どもが幸せで学力も上がる」教育 日本の子どもたちは幸せじゃなく学力も落ちてきている、というショッキングな結果が次々と発表されています。ユニセフが実施した子どもの幸福度調査では精神的幸福度が38カ国中37位。小中高の自殺者数は過去5年横ばいから上昇傾向にあり、いじめは過去最高。OECDの学習到達度調査(PISA)では前回よりランクを下げています。 このままでは大変なことになります。今こそ「子どもが幸せで学力も上がる」教育が必要です。鍵は非

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