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『ロッキード』著者・真山仁さんインタビュー

『ハゲタカ』シリーズなどで知られる人気作家・真山仁さんがロッキード事件を扱ったノンフィクションだ。「なぜ小説家がノンフィクションを書くのか?」「なぜ今さらロッキードなのか?」という誰もが抱く疑問も、600頁に迫る“超弩級”の大著を読み終えた後には、自ずと氷解していることだろう。関連書籍がすでに無数にあるなかで“全体”を初めて俯瞰したことで“事件の真相”に迫った書だ。これも、むしろ当時の時空間から“距離を置いた今”だからこそ、“ノンフィクション専門の作家ではない”からこそ成し得た快挙だろう。

〈“ロッキード”は有名な事件でありながら、複雑な構図を持ち、いまだに真相は明らかにされず“謎”だらけ。だからこそ多くのジャーナリストや学者が解明に挑み、さまざまな“説”が語られてきました。しかし、背後ですべてを統御していた黒幕がいるわけではなく、関係者の思惑がそれぞれに働き、偶然も重なって起きた事件なので、単一の視点では説明できない。こう考えて、個々の事実の再検証を徹底しながらも、小説を書くときと同じように、先入観を捨て、常に全体像を見失わないようにしました〉

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