同級生交歓

同級生交歓――愛知県岡崎高校(昭和36年卒)【全文公開】

人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

(右から)
愛知県済生会リハビリテーション病院名誉院長 長嶋正實

JCRファーマ代表取締役会長兼社長 芦田信

10月号・同級生交歓【トメ】

 愛知県岡崎市 愛知県立岡崎高校にて(撮影・松本輝一)

 長嶋君と私は、愛知学芸大学附属岡崎中学校、また、岡崎高校でも同級生であった。彼は常に成績優秀な優等生であり、一方の私は後ろから数えたほうが早い成績の劣等生であったが、何故か気が合った。

 大学卒業後、長嶋君は小児科医に、私は短い企業勤めを経て一九七五年に製薬会社を起業した。若い頃はお互いがむしゃらに働いていたので、しばらく会う機会がなかったが、私が自社で小児医療薬を手掛けたことをきっかけに再会した。

 長嶋君はその後、「子供にやさしい療養環境」を理念とした、あいち小児保健医療総合センターの初代センター長に就任し、アフリカ諸国の母子保健の指導など小児保健医療にも貢献してきた。

 現在は当社で講演をしてもらったり、たまに食事やゴルフを楽しんで親交を深めている。お互いもう年を重ねてきたので、今後どれだけ医療の分野に貢献できるか、ラストスパートをかける。(芦田)



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