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同級生交歓 鹿児島県立甲南高等学校 昭和49年卒

文藝春秋digital
人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

10月号同級生_見開き1

鹿児島県鹿児島市 城山ホテルにて(撮影・杉山秀樹)

(右から)
宮崎公立大学学長・人文学部教授
有馬晋作
東北大学非常勤講師・元准教授
石井恵子
鹿児島市医師会副会長・放射線診断専門医
池田耕治
東京大学名誉教授・奈良先端大特任教授
船津公人
声楽家・聖パウロ国際大学大学院主任教授
北薗るみ子
俳優・プロデューサー
西田聖志郎

バンカラな校風から、当時は下駄履きの通学も許されていた鹿児島県立甲南高校。蔦の絡まる校舎で潑剌と高校生活を送った6人が、3年ぶりの同窓会で再会した。

化学部での白衣姿が既に学者然としていた有馬は明大経営卒。鹿児島県庁で働きながら鹿大院修了後、宮崎公立大助教授に。専門は行政学と地方自治論。剣道部員として文武両道を地で行った石井(旧姓久村)さんは、九大院修了後、ハーバード大留学を経て東北大で感染免疫学を研究。退職後もワクチン開発研究を続ける。帰宅部でクラシック音楽と映画鑑賞に耽っていた池田は鹿大院修了後、画像診断で地域医療に貢献。母校の学校医も務めるが音楽の道でも才能が開花したに違いない。合唱部でバスを担当した船津は九大院修了後、東大工学系研究科教授に。データ駆動型化学の研究により、この分野のノーベル賞と言われるHerman Skolnik賞を受賞。合唱部でピアノ伴奏していた北薗さんは、武蔵野音大院修了後、イタリアへ留学。ロンドンの国立音楽博物館による『世界4000人のアーティスト』に選ばれ、国連ミレニアム・サミットでも独唱。なお合唱部は、3年時に九州地区コンクールで金賞を受賞し全国大会出場。演劇部活動に没頭した西田は、日大芸術演劇卒後NHKのドラマ等で鹿児島弁指導を担当し、出演もしている。『大綱引の恋』で、LA日本映画祭最優秀プロデューサー賞を受賞。

我らが母校は、世界を担う人材を母校から輩出することを目的に、「めざせ‼ 21世紀薩摩スチューデント」と銘打ち、生徒を海外に派遣する事業を展開している。その範となるべく、グローバルに活動を続けることを誓い合った6人であった。(西田)


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