同級生交歓|田辺市立東陽中学(昭和47年卒)
(右から)
カナセ代表取締役社長 金谷清道
海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT)代表取締役社長 福田良之
名古谷歯科院長 名古谷明宏
東京都中央区 ピッツェリア イル ビアンコにて(撮影・志水隆)
和歌山県南部の城下町、世界遺産熊野古道で知られる田辺市の市立東陽中学校を1972年に卒業した3人である。
生徒会長だった金谷は桐朋高、東大、バンカーストラストを経て、家業のボタン・アクリル板製造の優良企業(株)カナセの社長を24年前から務め東京・田辺・工場のある中国・深圳を回遊魚のように飛び回っている。名古谷は成蹊高、日本歯科大を経て30年前に目白に歯科医院を開業した。予約が取りにくい「街の名医」である。陸上200メートルで和歌山県大会で優勝した私(福田)は地元の県立田辺高、一橋大から興銀に入り金融マンとなった。現在は総務省管轄の官民ファンドJICTの初代社長を務めている。3人共もう40年も東京に居るのに3人揃うと一瞬で田辺弁に戻るのは不思議なものである。(福田)
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