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修道中学校・修道高等学校 昭和39年卒

文藝春秋digital
人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

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広島県広島市 上田流和風堂にて(撮影・釜谷洋史)

(右から)
元衆議院議員
増原義剛
徳本適正技術研究所代表
徳本靖
三建産業相談役
万代峻
上田宗箇流16代家元
上田宗冏(高木潤二)
弁護士
弘中惇一郎

広島の修道は、藩校由来の私立中高一貫男子校。「知徳併進・質実剛健」を旨とし自由な校風で、幅広い分野にリーダーを輩出。

中学から気の合った5人は高2の夏、“不参加OKの修学旅行”に参加せず、県北の三段峡で民家の離れを借り3週間の自主合宿をした。勉強、川泳ぎ、麻雀、尽きぬ議論と、まさに“きらめく夏”を過ごした。

外交的で明るい上田は母方の上田宗箇流家元に養子入りし16代宗冏そうけいを襲名。上田家にあった茶室「遠鐘」や書院屋敷の再興、古田織部につながる桃山武家茶を復興し、世界に誇る地域文化を築き上げた。

トランペットを愛した徳本は、中3の時、ブラスバンド部を創部。全国に知られる修道スクールバンドの礎を築いた。農業コンサル会社を起業し東南アジア、アフリカ他35か国で、現地に即した農業技術の指導で広く世界に貢献した。

いつも一番で気さくな弘中。趣味は絵画。弁護士として数々の難事件(ロス疑惑三浦事件、厚労省村木局長冤罪事件他)で法の正義を貫く「無罪請負人」。1970年代の気概を今に持つ。近著『生涯弁護人』は日本司法の核心を突く。

増原は有言実行の熱血漢。中学から国政を目指す。大蔵省で広く経験を積み、満を持して衆議院広島3区から出馬。自民党などで当選3回。内閣府副大臣などを歴任。人柄と政策通の実力で任期を全うする。

万代は大きな体で好奇心旺盛。学生時代ボートエイトで全日本優勝、1970年に文化大革命中の国交回復前の中国を友好訪問。父親の興した工業炉メーカーを世界中に子会社・関連会社を有するグローバル企業に育て上げた。

三段峡から60年、5人はそれぞれの山を目指し、それぞれの峰に立った。(万代)

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