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同級生交歓|富山県新湊市立(現・射水市)放生津保育園 昭和35年卒

人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

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東京都中央区 日本橋とやま館「富山はま作」にて(撮影・山元茂樹)

(右から)
日本テレビ放送網社長
小杉善信

落語家
立川志の輔

小杉 「だちかんけ?(ダメかな?)」

志の輔 「なーん、だんないちゃ!(いや、大丈夫だよ!)」

志の輔らくご・中村仲蔵終演後、同級生交歓に出る事が5秒で決まった。

私たちは保育園から小学校、中学校とよく遊び、部活も共にした「竹馬の友」である。私は彼を本名の「照雄」と呼び、彼は私を「よっちゃん」と呼んだ。富山県民は小学生の時、全員立山登山をする。頂上に登る時、母は私ではなく「照雄」の手を引いた。私は決して嫌われていた訳ではないが、「照雄」のことをそれほど可愛がっていた。中学のテニス部ではエースの「照雄」を擁し県体で優勝した。私は補欠で支えた。あの頃から人気者で、中学2年で生徒会長に立候補し当選した。私は応援演説を買って出た。

あれから50年。地元の酒を酌み交わし「ゴルフやらんまいけ」と遊ぶ日を決めた。(小杉)

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