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田辺聖子「十八歳の日の記録」――空襲、敗戦、父の死、夢を鮮烈に綴った76年前の日記

十八歳の日の記録
昭和二十年四月ヨリ

――若き日は過ぎ去り易い――

けれども多彩であり、豊なる収獲がある。
それ故に、“若き日”は尊い。

***

2019年6月に他界した小説家・田辺聖子。このたび、彼女が数えの18歳になったばかりの時に「空襲」「敗戦」「父の死」「夢」を鮮烈に綴った日記が発見された。その全文をここに公開する――。

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田辺聖子さん

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