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「文藝春秋」表紙の言葉|松村公嗣

「すいか」

輸入され、改良の末に今のすいかがあります。自然界では究極の造形に近いこの球体が日本人には馴染み深く、摩訶不思議な模様は二つと同じ物がありません。張りのある皮からは想像できぬ反対色の果肉は瑞々しく、格別の味わいの中に涙形の種を隠しています。しかし、カットする前の姿を一度絵にしてみたかったのです。暑い日にはキンキンに冷やされた旬を取り込み、免疫力をつけたいです。



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