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連載小説「ミス・サンシャイン」#9|吉田修一

【前号まで】
昭和の大女優・和楽京子こと石田鈴の元でアルバイトをする岡田一心は、元彼への未練を断ち切れない交際相手の桃田真希を見て失恋を予感していた。そんな中で、引退後は表舞台に出てこなかった鈴のもとに、米アカデミー賞授賞式でのプレゼンター役の依頼がもたらされた。

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