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三浦しをん ゆびさきに魔法3

【前号まで】
月島美佐は、富士見商店街にある二軒長屋でネイルサロン「月と星」を営んでいる。ある日、隣の居酒屋の大将の巻き爪処置をすることになった。その場に付き添った居酒屋の常連客大沢星絵は、サロンの様子を見て、ネイリストとして採用面接を受けることを決めたのだった。

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