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同級生交歓|東京都立青山高校 平成5年卒

人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

同級生交歓(都立青山高校)

東京都渋谷区 青山高校にて(撮影・鈴木七絵)

(右から)
演出家・劇作家・俳優
シライケイタ

朝日新聞編集委員
峯村健司

登校初日、帰り道がたまたま一緒になった。峯村に言わせると僕はとても威圧的で感じが悪かったらしい。僕には、峯村がお調子者で軽薄に見えた。2人とも大変居心地悪く小田急線に乗っていたのが、我々が出会った最初の日だ。

都立青山高校の自由な校風の中、僕たちはまだ見ぬ未来を夢想し語りまくった。物事を大袈裟に捉え熱くなりがちな僕に対して、峯村はより広い視野で冷静に世の中を見ていた。その違いが面白くて互いに興味を持ったのだと思う。そして当時の二人の持ち味はそのまま、それぞれ現在の仕事に繋がっている。峯村は朝日新聞編集委員。米中の専門家として激動の国際問題を追いかけ、僕は劇作・演出家として劇場から世界に向けて吼えている。30年前に2人で蒔いた種はなんとか芽を出し、右往左往しながら伸びている。峯村! これからだぜ! でっかい花を咲かせようぜ!(シライ)

(2020年9月号)

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