同級生交歓 長野県長野高等学校 昭和49年卒
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同級生交歓 長野県長野高等学校 昭和49年卒

人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

【トメ】

東京都千代田区 文藝春秋本社にて(撮影・杉山秀樹)

(右から)
弁護士
北村晴男
スポーツコンサルタント・元JOC参事
春日良一

高校入学と同時に私は野球班に、春日はサッカー班に入り、隣同士の班室に出入りして、時にスポーツへの夢を語り合った。彼はバスを、私は電車をそれぞれ乗り継ぎ、約1時間かけて市外から通う境遇も似通っていた。2班は大きな長方形のグラウンドを2つに区切って練習し、選手同士とても仲が良かった。2人はそれぞれ甲子園とインターハイへの思いを胸に、猛練習に励んだが夢は叶わなかった。私は監督から「人生の甲子園に行け」と背中を押されて司法試験に挑み、彼は哲学を学んだのちJOCに入り、やがてオリンピズムに深く傾倒する。

出会いから50年後の今年、2人はテレビ番組で共演し、オリンピック、パラリンピックの中止を求める世論に対し、共に「何としても開催すべし」と猛然と反論した。その後オリパラが順次開催され、日本中が大きな感動に包まれ、我々は留飲を下げることとなる。人生は本当に面白い。(北村)

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