
日本の顔|大下容子(テレビ朝日エグゼクティブアナウンサー)
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大下容子(おおしたようこ・テレビ朝日エグゼクティブアナウンサー)
柔らかな語り口でお茶の間に親しまれるテレビ朝日アナウンサーの大下容子(50)。自身の冠番組「大下容子 ワイド!スクランブル」の司会を務め、6月26日付で現役アナでは同局初の役員待遇に昇進した。
「聞いた時はビックリしました。後輩女性アナの退社が相次ぐ中で、会社に居るとこういう道もあるよ、という意味の人事なのかなと勝手に解釈しています。私はあくまで『現場代表』として、スタッフたちの声を上に伝えていきたいですね」
1993年入社の大下。「結婚も出産もなく、弊社大人気ドラマの決め台詞『私、失敗しないので』に倣えば、私、失敗しかしていない」と笑うが、
「最初は丸川(珠代)ら同期と比べても落ちこぼれで担当番組もなかったけど、地道にやっていたらチャンスを頂けるようになった。番組の司会はもう22年目ですが、新しいこと、知らないことだらけで、毎日があっという間に過ぎていきます」
CM中も担当ディレクターと打ち合わせ。「ここでV(TR)からスタジオに戻ります」「分かりました」。秒単位の番組進行に緊張感が漂う。
帯番組の司会は体が資本だ。行きつけのジムで腹筋トレーニング。「週6日、早朝に通っています。おかげさまで病欠はまったくありません」。
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