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同級生交歓 暁星中学校 平成7年卒
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同級生交歓 暁星中学校 平成7年卒

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人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

9Z2_7061 同級生交歓(山下さん担当)

神奈川県横浜市 神奈川近代文学館にて(撮影・石川啓次)

(右から)
作家
川本直
建築家
石川素樹

石川素樹君と私は共に学んだ暁星学園の永井荷風(夜学)、金子光晴、吉田健一の系譜に属する。彼らは学業を中途で終えたが、独力で芸術の道に進んだ。石川君と私も学業は放擲したが、今、石川君は数々の賞を受賞した建築家に、私は小説家になっている。それは暁星ののびのびとした校風のお陰だろう。

石川君は早熟で自由闊達な少年で、小学校から高校までよく我が家で遊んだ。温厚な人柄もあって私の世話を焼いてくれた。

実は最近まで石川君が、作家・石川淳の孫とは知らなかった。間抜けな話で、中学の頃、彼の目の前で、石川淳の翻訳によるジッドを読んでいたのに気づかなかったのだ。

先年、20年振りに再会したが、石川君の全く気取らない自由な精神は石川淳そっくりに思える。暁星の先輩である吉田健一展も一緒に観に行った。今は2人で共著を出す相談をしている。(川本)

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