
「文藝春秋」表紙の言葉――松村公嗣【全文公開】
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「文藝春秋」の表紙画を手掛ける日本画家の松村公嗣さんが絵に込めた想いを明かします。
「トウモロコシ」
髭のように長く伸びた細い繊維と乾いた葉にくるまれた、甘く美味しい野菜です。こうして直接食べる品種は極一部で、ほとんどが姿を変えて普段の生活に溶け込んでいる面白い植物です。日本全国に普及したのは明治時代だそうです。コロンブスが新大陸から持ち帰り、後に南蛮船で運ばれなければ今の生活は全く違ったことでしょう。歴史とは出会いの積み重ねです。
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