見出し画像

【インタビュー動画】E・トッド 日本核保有のすすめ 米国の「核の傘」は幻想だ

 文藝春秋5月号に掲載された、世界的な歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏のインタビュー「日本核武装のすすめ」は大きな反響を呼びました。本動画は、3月23日に行われたこのインタビューの一部を映したものです。

《インタビュー動画はこの記事の最下部にあります》

画像1

「我々はすでに第三次世界大戦に突入している」

 動画の中で、トッド氏はこのように発言しています。

「我々はすでに第三次世界大戦に突入していると言えるだろう。ウクライナ軍がアメリカとイギリスによって作られたものだと考えると、ロシアとアメリカによる軍事対立はすでに始まっているからだ」

「核兵器とは、国家が保有するのかしないのかの二択しかないものだ。非核の国が核戦争に巻き込まれ、存続が危機に陥った時に別の核保有国に守られるということはあり得ない」

「自立を選んで核を保有するのか、あるいは…」

「日本にとって、今の状況では再軍備は必要だろう。そしてもし完全な安全を確保したいというのであれば、自国で核兵器を保有するしかない。日本は自立を選んで核兵器を保有するのか、あるいは偶然に身を任せるのか」

「世界の制御に関する西洋の対立において、日本は何をしようとしているのか。そこにはリスクもある。西洋社会がいつも通り勝利する可能性もあるが、同じだけ敗北する可能性だってあるのだ」

 真に日本の国益に叶う選択とは何なのか。トッド氏の提言をぜひお聴きください。

《この下にインタビュー動画が表示されます》

ここから先は

0字
noteで展開する「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。同じ記事は、新サービス「文藝春秋 電子版」でお読みいただけます。新規登録なら「月あたり450円」から。詳しくはこちら→ https://bunshun.jp/bungeishunju

文藝春秋digital

¥900 / 月

月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に配信。月額900円。(「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。今後は、新規登録なら「…

「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了しました。今後は「文藝春秋 電子版」https://bunshun.jp/bungeishunju をご利用ください