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【フル動画】 池上彰×入山章栄「キリスト教もカルトだった!? 今こそ『プロ倫』に宗教を学べ」

◆“カルト”が資本主義を生んだ?

文藝春秋digitalは、10月9日(日)20時〜、ジャーナリストの池上彰さんと経営学者の入山章栄さんによるオンライン対談イベント「キリスト教もカルトだった! 今こそ『プロ倫』に宗教を学べ」を開催しました。

《本ページ下部にフル動画があります》

今年から池上さんと入山さんは文藝春秋digital上で対談シリーズを開始。歴史・ビジネス・軍事・経済などについて「探索」と「深化」というキーワードで議論を繰り広げています。

対談3回目となる今回のテーマは、「宗教」。これまでも議論は経営学における組織論やリーダー論と、宗教創始者の“カリスマ”による布教との共通点/相違点を巡って展開されてきました。世界中のさまざまな宗教に精通している池上さんと、「人と組織についての学問」である経営学の専門家・入山さんによる“宗教”を巡る対話をお楽しみください。

今回は課題図書をあらかじめ池上さんに選書してもらいました。以下の3冊を読み込み、その知見をさらなる議論へとつなげます。

1)マックス・ウェーバー著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』

2)藤原聖子『宗教と過激思想』(中公新書、2021年)

3)島薗進『新宗教を問う』(ちくま新書、2020年)

『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は、初期のプロテスタンティズムがカトリックの宗教倫理よりも「近代の資本主義の文化と内面的な親和性」を備えていたことを論証する本です。なかでも、ウェーバーは「ゼクテ(教団)」と呼ばれる小集団による信仰の共同体にある、国営の「教会」とは異なる個人的な信仰の形態に着目しました。

他の宗派と比して、その厳格さが際立つ禁欲的プロテスタンティズム。その始原を巡る同書から「キリスト教」と「資本主義の精神」を考えます。

『宗教と過激思想』『新宗教を問う』もまた、小集団による熱狂的“カルト”宗教をあつかう内容です。欧州、そして日本の近代と宗教を巡るお二人の議論、ぜひご覧ください。

当日リアルタイムでご覧になれない方も、イベントの模様を収録した動画を配信しますので、何度でもご覧いただくことができます(※編集の都合上、動画はイベント終了後、一両日中に公開します)。動画は本記事のいちばん下(有料部分)にアップします。

◆イベント概要

イベント名:「キリスト教もカルトだった! 今こそ『プロ倫』に宗教を学べ」

出演:池上彰、入山章栄

日時:10月9日(日)20時〜21時30分(予定)Zoomウェビナーを使用して開催します。完全オンラインイベントです。

料金:900円(文藝春秋digital定期購読内コンテンツ)※購読者の方は別途料金はかかりません。

◆池上 彰(いけがみ・あきら)プロフィール

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ジャーナリスト。1950年生まれ。長野県出身。73年にNHK入局、2005年よりフリーに。名城大学教授、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院特命教授。著書に『僕らが毎日やっている最強の読み方』(佐藤優氏との共著。東洋経済新報社刊)など。

◆入山 章栄(いりやま・あきえ)プロフィール

入山章栄教授

経営学者。早稲田大学ビジネススクール教授。慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了後、三菱総合研究所を経て、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院より博士号(Ph.D.)を取得。同年、米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授に就任。著書に『世界の経営学者はいま何を考えているのか』、『世界標準の経営理論』がある。

◆問い合わせ

文藝春秋編集部
メール:mbunshun@bunshun.co.jp

◆イベントフル動画

《この下に対談フル動画があります》

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