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文藝春秋digital

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2022年12月の記事一覧

【イベントレポート】2023年のECトレンド展望高まる機運-販路拡大、売上向上のためのEC化実践知

2022年8月、経済産業省が発表した「令和3年度電子商取引に関する市場調査」によると、令和3年の日本国内のB to C EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、 20.7兆円(前年19.3兆円、前々年19.4兆円、前年比 7.35%増)に拡大した。 令和2年の“巣ごもり需要”による急拡大の勢いが留まることなく、物販系ECを中心に、着実に成長曲線を描いていることがうかがえる。生活スタイルが多様化する中、消費者の購買行動に合わせ、デジタルとリアルを融合させながら最適な体験を届

【イベントレポート】 インボイス制度「課題」と「対策」を総点検~ 増える業務負担、嵩む運用コストを克服する、効率化ロードマップ ~

2023年10月1日より、消費税の仕入税額控除の方式として「インボイス制度」が開始される。適格請求書(インボイス)を発行できるのは「適格請求書発行事業者」に限られ、この「適格請求書発行事業者」になるためには、登録申請書を提出し登録を受ける必要がある。 また本制度では、取引内容や取引年月日、消費税額などといった記載要件が記載された「適格請求書(インボイス)」を保存することによってのみ、仕入税額控除が受けられることになる。そのため売り手側は、取引相手の求めに応じインボイスを交付

小佐野彈 奇跡の温泉 にっぽん遺産 第1回 

世界で類まれな総合力の高い名湯がある(文・小佐野彈) 日本列島は地震と火山のメッカであるプレート境界上にある。地震や噴火といった災害が多い国の暮らしは厳しいが、いいこともある。火山性の土壌は地熱と相まって肥えやすく、農耕に最適だ。粒が細かい火山灰で濾過された川の水は淀むことなく海へと注ぎ、豊饒な海の幸を育む。しかし、地震大国・火山大国での暮らしにおける最上の恵みは「温泉」だろう。

クイズ私は誰でしょう(平原綾香)

【ヒント】 透明感溢れる歌声で多くの人を癒してきた国民的歌手は? 祖父はトランペット奏者、父はサックス奏者、姉もシンガーソングライターという音楽一家。

世界最高の長寿なおせち

本当に効果のある料理で年始を迎えたい

家族や仲間と賑やかに 至福の贈り物 第13回

 美味しいものを、家族や仲間と賑やかに。そんなかけがえのない時間を過ごせる一品は、贈り物にもピッタリですよね。

紋別産本ズワイなど海の幸の宝箱、気仙沼港直送の最高級肉厚フカヒレ……|目耳口

紋別産本ズワイなど海の幸の宝箱 紋別や函館など北海道各地から集めたエゾバフンウニや、紋別本ズワイガニなど13種類もの極上素材をひとつに合わせた海鮮漬け。個性豊かな素材に合わせ日高産根昆布濃縮出汁をブレンドした特製だれを使用し個々の持ち味を熟練の技術で引き出している。

同級生交歓 千葉県立千葉高等学校 昭和52年卒

(右から) 在カタール日本国大使館 特命全権大使 前田哲 独立行政法人国立病院機構 千葉東病院院長 西村元伸 フットボールアナリスト 田村修一 きっかけは前田が2021年にカタール大使に就任したことだった。カタールでは現在、サッカーのワールドカップが開催されている。大会を取材する田村が、期間中に食事でもできればと連絡をとったところ、帰国中だった前田とかつての麻雀仲間が集うことに。教室ではもちろん、お互いの家を行き来して卓を囲んだ4人は、40年以上の隔たりを経て再会したのだった

同級生交歓 沖縄県立那覇高等学校 昭和48年卒

(右から) 前復興大臣・内閣府特命担当大臣・衆議院外務委員会筆頭理事 西銘恒三郎 札幌市立大学名誉教授 城間祥之 社会福祉法人沖縄肢体不自由児協会 沖縄南部療育医療センター 小児科医師 安元優輝子 奈良女子大学名誉教授 上江洌達也 2022年は沖縄の祖国復帰50周年に当たる。1972年当時、私達は琉球政府立那覇高等学校の3年生であった。那覇高校は、明治44年創立の県立第二中学校が前身で、県下随一の進学校だったが、受験一辺倒ではなく、自由な雰囲気の中、学園祭や課外活動も活発であ

名品探訪 「未来を刻む時計」

 腕時計が誕生し、普及をはじめてからおよそ100年が経つ。そしていま我々は、それがただ時を計測するだけではないものだと気づき始めた。日々進歩する機械は、だからこそすぐに時代遅れになるはずであるのに、機械式腕時計は1世紀前と同じ構造で動く。毀(こわ)れて打ち捨てられるでもなく、職人の手によってかならず直る。  腕時計が自分たちよりも長く生きることは、羨みを生まない。むしろその永らえかたに、自分がいなくなった後すら望んでしまう。「この腕時計はあいつに継がせよう」と考えることの、

日本の顔 笑福亭鶴瓶

何でもオモロいと思う――国民的お笑い芸人の生き方「鶴瓶さーん!」。すれ違う通行人や、飲食店に居合わせたお客が気軽に声を掛ける。笑福亭鶴瓶(70)の周りはいつも賑やかだ。

池田理代子 革命戦士オスカル

和田勉 既製品へのアレルギー

西寺郷太著『90’s ナインティーズ』刊行のお知らせ

夢を叶えるために生きてきたんだ。 2019年11月から2022年2月にかけて文藝春秋digitalに好評連載された西寺郷太さんの自伝的小説が2023年1月25日、『90’s ナインティーズ』というタイトルにて単行本として刊行されます。 著者からひとこと  携帯もメールアドレスもほとんどの仲間が持っていなかった90年代半ばの下北沢。そこからスタートする「バンドを組みたくてしょうがなかった若者」の想い出を「小説」という形で書き残してみようと思ったのは随分前のこと。2019年秋