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最近の記事

「文藝春秋」2024年1月号 編集だより/目次

★長く活躍を続ける人は、秘かに心がけていることがあるはずだ、と前々から思っていました。今号では各界第一線の18名の方々に「私が大切にしている10のこと」と題してお話をうかがっています。共通するのは、前向きな姿勢、無理のない時間管理、周囲の人間関係に気を配る心がけ。ノーベル賞授賞式を控えるカタリン・カリコさんにもお話を聞くことができました。 ★お正月を盛り上げる箱根駅伝。今回の第100回記念大会を制するのはどこか。駒澤大学の大八木弘明さんと瀬古利彦さんの対談を読むと舞台裏の人

    • 「文藝春秋」2023年12月号 編集だより/目次

      ★ガザの惨状を見るにつけ平和はかけがえないと感じますが、平和が続くと国中が既得権の山になるのも事実。「日本の危機の本質」は、この国が既得権の重みで潰れかけており、世代間の歪みを調整するべき時期が来ていることを鋭く指摘しています。 ★「大座談会 昭和陸軍に見る日本型エリート」には、新浪剛史さん、楠木建さんにも加わっていただき、現代の企業経営の視点からも議論していただきました。 ★2023年は認知症治療薬が生まれた年。「夢の薬」登場まではまだかかりそうですが、はたしていつにな

      • 「文藝春秋」2023年11月号 編集だより/目次

        ★組織は神輿に乗る人と担ぐ人が両方いて成り立つもの。森功さんの描く安倍派と慶應義塾を見比べると、安倍派は神輿に乗りたがる人ばかり、慶應は担ぐ人が大勢いるからこそ隠然たるパワーを保持していることがわかります。 ★20世紀を揺さぶった思想が共産主義だとすれば、21世紀のそれはイーロン・マスクを象徴とするテクノロジー至上主義かもしれません。橘玲さんの論文は、民主主義国家を脅かしかねない思想が米国で生まれつつあるという警鐘です。 ★五木寛之さんが昭和歌謡の尽きせぬ魅力を解き明かし

        • 保阪正康さんと昭和史を語ろう! 「文藝春秋 講座」11月11日開催

          「文藝春秋」創刊101年を迎えるにあたり、11月11日に「文藝春秋 講座」を開講いたします。「講座」という言葉は、実は文藝春秋創業者・菊池寛が考えた言葉です(1925年)。 今回スタートする「講座」は、筆者と読者の交流の場です。少人数形式で講師からさまざまなテーマの話を聴くだけではなく、自由な質疑応答の場も用意いたします。 第1弾は「保阪正康さんと語ろう!」。長年「文藝春秋」で執筆されてきた保阪正康さんを講師としてお迎えします。 テーマは「半藤一利さんの昭和史を読み解く

        「文藝春秋」2024年1月号 編集だより/目次

          「文藝春秋」2023年10月号 編集だより/目次

          ★飯島勲さんが訪朝した際の交渉記録を小誌に提供したのは、今後の日朝交渉に役立ててほしいという一心からでした。一方、石井妙子さんの「金正恩と女たち」は、あの国の指導者の知られざる人物像を教えてくれます。 ★9月1日で関東大震災100年。都市部ではこの10年で高層ビルが一挙に増えました。鎌田浩毅さんの「首都直下地震とタワマン」を読むと、新たな脅威がどのようなものかがよくわかります。 ★岩倉使節団から150年。日本はまた世界から遅れを取りつつあります。瀧井一博さんと安宅和人さん

          「文藝春秋」2023年10月号 編集だより/目次

          佳子さま「独り暮らし」問題を軽視してはいけない理由とは|編集部日記

          「佳子さまからの警告」では、最近炎上している秋篠宮家の次女佳子さまの「独り暮らし」問題の裏側を取材し、皇室が抱える深刻な問題を全12ページで報じています。  秋篠宮邸は老朽化が進んでおり、この2年半で改修工事を終え、再び秋篠宮ご一家で住み始める予定でした。ところが、今年1月に「女性セブン」が、佳子さまの“引っ越し取りやめ”をスクープ。佳子さまは、ご家族とは別に、仮住まいの場所として利用していた御仮寓所に住み続けることが発覚して炎上したのです。  マスコミ各社はこの「独り暮

          佳子さま「独り暮らし」問題を軽視してはいけない理由とは|編集部日記

          事務所スタッフは「くっだらねえ」と……木原誠二の“素顔”に迫って|編集部日記

           本誌取材班の一人が怒鳴りつけられたのは、記事が校了する直前、7月26日のことでした。 「いい加減にしろよ! 副長官の業務を果たしてる時に、答えられるわけねえだろ。おんなじことを何回も何回も何回も。こんなくっだらねえこと。呆れて物も言えねえよ、ほんと」  本誌が木原誠二官房副長官の事務所に取材依頼状を送ると、質問内容を見た事務所スタッフは電話口でそうまくし立てたのです。相次いで報じられるボスのスキャンダルにストレスが溜まっていたのでしょうか。そのスタッフは、最後に大きなた

          事務所スタッフは「くっだらねえ」と……木原誠二の“素顔”に迫って|編集部日記

          芥川賞選考会場にただよう別世界の空気|編集部日記

           今号より編集長を務めます鈴木康介と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。  社の人事異動は例年7月。つまり就任したばかりなのですが、月刊「文藝春秋」の新編集長には、いきなり重い役目が待ち構えています。芥川龍之介賞選考委員会の進行役です。  賞の創設者・菊池寛が世に宣言したように「審査は絶対公平」。9人の選考委員は作家の眼で、候補作を厳しく、そして深く読み込んで選考会に臨みます。私はあくまで進行役にすぎないのですが、それだけでも新任の者には大きなプレッシャーで、感覚

          芥川賞選考会場にただよう別世界の空気|編集部日記

          『君たちはどう生きるか』を初日に観た私が思い出した鈴木敏夫と美輪明宏の言葉|編集部日記

           私は公開初日の7月14日、それも午前8時20分の初回を鑑賞したのですが、TOHOシネマズ渋谷・スクリーン2の199席は満席でした。 「平日の朝早くから、これだけの観客が……」。宮﨑作品、ひいてはスタジオジブリが積み上げてきた信頼とブランド力を感じたと同時に、ジブリファンのひとりとして、数多くの「同志」の存在に、思わず胸が熱くなりました。 事前情報なしだから「一つひとつの言葉を吟味した」 思い返したのは、鈴木敏夫さんが出演された文藝春秋ウェビナー「鈴木敏夫はどう生きるか」

          『君たちはどう生きるか』を初日に観た私が思い出した鈴木敏夫と美輪明宏の言葉|編集部日記

          「文藝春秋」2023年9月号 編集だより/目次

          ★今回の芥川賞候補作はまれにみる実力作揃いと評判でしたが、中でも圧倒的に高い評価を得たのが市川沙央さんの「ハンチバック」でした。選考会はほぼ満場一致。難病の作者がiPad miniを使って世に問うたという点でも画期的な作品です。 ★秋篠宮家の佳子さまの別居の背景には姉眞子さんの結婚騒動があり、皇族のあり方や皇位継承にも深く関係しています。「佳子さまからの警告」は文藝春秋らしく、表から見えないドラマを取材したレポートです。 ★メジャー1年目にして首位打者を狙う吉田正尚選手は

          「文藝春秋」2023年9月号 編集だより/目次

          秋元康さんと歴史的和解!?(編集長ニュースレター vol.30)

           いつもご愛読いただき、ありがとうございます。  私事で恐縮ですが、6月末をもって編集長を退任しました。  この2年間、読者の皆様の𠮟咤激励のお陰で、全力で駆け抜けることができました。  今後は、新設された文藝春秋総局の総局長として、本誌にくわえ、「週刊文春」、「文春オンライン」、新書、ノンフィクション書籍など、ニュースにかかわる部門を統括します。  編集長として最後の一冊、8月特大号からは、2本の連載が始まりました。  藤原正彦先生の「私の代表的日本人」は、創刊1

          秋元康さんと歴史的和解!?(編集長ニュースレター vol.30)

          「文藝春秋」2023年8月号 編集だより/目次

          編集だより★ウクライナ戦争は出口が見えず世界は混沌としています。今こそ日本人のアイデンティティ、進むべき道を問い直すべきではないか。「現代の知性24人が選ぶ 代表的日本人100人」はそうした問題意識から、創刊100周年の掉尾を飾るべく企画しました。佐伯啓思さん、坂東眞理子さん、御厨貴さん、原田マハさん、宮崎哲弥さんらの論考は含蓄に富み、必読です。 ★鈴木おさむさんの「小説0909」は新年特大号で大反響を呼んだSMAPの物語の第2弾。前回は国民的アイドルグループによる人気番組

          「文藝春秋」2023年8月号 編集だより/目次

          「100年の恋の物語」がグサリ(編集長ニュースレター vol.29)

           いつもご愛読いただき、ありがとうございます。  7月号の目玉企画は総力特集「100年の恋の物語」です。 「文藝春秋」がこれだけ大々的に「恋」に取り組むのは、おそらく創刊100年にして初めてのことだと思います。 「一つの恋が時代を変えることもある」というサブタイトルを付けましたが、正義や悪、社会的なモラルといった価値観に反してまでも、誰かを愛し、それが歴史を動かしたり、素晴らしい芸術作品を生み出したりすることは少なくありません。  皇族、軍人、政治家から、文豪、芸能人ま

          「100年の恋の物語」がグサリ(編集長ニュースレター vol.29)

          「文藝春秋」2023年7月号 編集だより/目次

          編集だより★「猿之助は未来への希望だった」そう語るのは演劇評論家の渡辺保さん。エッセイストの関容子さんは「伝統芸能はドロドロもないと」。「猿之助ショック! 歌舞伎を守れ」では、梨園を揺るがす大事件の本質に迫ります。歌舞伎を知り尽くしたお二人の言葉には説得力があります。 ★総力特集「100年の恋の物語」でトップを飾るのは田原総一朗さんと下重暁子さんの「恋のない人生なんて!」。田原さんは二番目の奥さんとダブル不倫の末に結ばれます。その奥さんと下重さんが親友で、今だから明かせる衝

          「文藝春秋」2023年7月号 編集だより/目次

          文藝春秋digital読者の皆さまへ、編集長より最後のお願い【「文藝春秋 電子版」1年無料プランのご案内】《このキャンペーンは終了しました》

          5月31日、「文藝春秋digital」はクローズいたします。 これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。 先にもお知らせした通り、月刊文藝春秋のサブスクリプションは「文藝春秋 電子版」に一本化します。これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただいた皆さまには、突然のお知らせになったことを、改めてお詫び申し上げます。 「文藝春秋digital」のサービスが終了しますと、6月から皆さまに最新記事をお届けできなくなってしまいます

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          三千円の幸せな使いかた 原田ひ香×加谷珪一

           加谷 原田さんの小説『三千円の使いかた』(中央公論新社)は88万部を超えるベストセラーになっているそうですね。私も本を出していますが、出版不況の今、この数字は驚異的ですよ。    原田 そんな、畏れ入ります。    加谷 お金は人生と切り離せないものなのに、意外にもそれ自体を正面から扱った小説はこれまでほとんどなかったような気がしていて。    原田 そうなんです。M&Aやマネーロンダリングなど巨額のお金を扱う大がかりな経済小説はありますが、主婦や若い女性の目線で1000円

          三千円の幸せな使いかた 原田ひ香×加谷珪一