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コロナ過剰反応で生活習慣病が急増  小田原雅人

文・小田原雅人 (東京医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科特任教授)

小田原雅人氏 ©東京医科大学

 新型コロナウイルスによる世界的パンデミックが始まって、はや3年が経過しようとしている。当初の過剰な反応は仕方ない面もあったが、長期にわたり国民の不安をやや煽る結果になった面も否定できない。そのため糖尿病等の生活習慣病、ひいては総死亡に対して重大な負の影響があらわれつつある。

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