数字の科学 アンモニア生産に伴うCO2排出量|佐藤健太郎
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

数字の科学 アンモニア生産に伴うCO2排出量|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。

アンモニア生産に伴うCO2排出量=約3億トン

今年、京都では記録に残る1200年間で最も早く桜が満開を迎えたという。この異常事態がさほど話題にはならなかったのは、コロナ禍に気を取られてか、あるいは温暖化慣れしてしまったせいなのか。だがその間にも、状況は悪化の一途を辿っている。

温暖化の原因とされる大気中CO2濃度を下げるため、多くのアイディアが出されている。エネルギー供給体制や都市デザインを変革するような大規模なアプローチから、CO2を吸収する材料の開発まで、やり方は多種多様だ。だが、やはり有力なのは植物の力を借りることだろう。植物は、空気中のCO2を効率よく吸収し、炭素を固定してくれる。得られた茎や実は、食料やエネルギー源として活用でき、しかも水といくらかの肥料を与えるだけで、自発的に増殖してくれる。これに匹敵する優れたシステムを人工的に創り出せるようになるのは、おそらく50年は先だろう。となれば、植物の力を活用しない手はない。

この続きをみるには

この続き: 543文字
この記事が含まれているマガジンを購読する
月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に幅広いテーマの記事を配信しています。政治家や経営者のインタビュー、芸能人の対談、作家のエッセイ、渾身の調査報道、一流作家の連載小説、心揺さぶるノンフィクション……月額900円でビジネスにも役立つ幅広い「教養」が身につきます。

文藝春秋digital

月額900円

一流の作家や知識人、ジャーナリストによる記事・論考・ルポルタージュなどを毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記…

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
文藝春秋digital

記事へのご意見・ご感想をお待ちしています。「#みんなの文藝春秋」をつけてご自身のnoteにお書きください。編集部がマガジンにピックアップします。皆さんの投稿、お待ちしています!

ありがとうございます!
月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に、一流の作家や知識人による記事・論考を毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記事読み放題&イベント見放題のサービスです。