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皇族に恋愛の自由を 三浦瑠麗

文・三浦瑠麗(国際政治学者)

三浦瑠麗氏 ©文藝春秋

 現代の民主国家において皇室を戴くことの本質は、国を統べる民主主義という剥き出しの制度の痛みを和らげる作用にあります。もちろん、皇室自体はそのようにして始まったわけではありませんが、度々危機に見舞われながらも消滅しなかったという事実が、皇室を日本の歴史を貫く存在たらしめています。

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