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同級生交歓 香川県立高松高等学校 昭和50年卒

人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

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東京都千代田区 学士会館にて(撮影・山元茂樹)

(右から)
日本総合研究所特別顧問
渕崎正弘
カジノ管理委員会委員
氏兼裕之
国立国際医療研究センター理事長
國土典宏
住友ゴム工業取締役会長
池田育嗣
C&Fロジホールディングス代表取締役社長
綾宏將

私たちは昭和50年に香川県立高松高校を卒業した飲み仲間でありゴルフ仲間である。國土君は東大医学部から同教授となり、現在は国立国際医療研究センター理事長として日々コロナと戦っている。本来は外科医で日本外科学会理事長なども務めた。氏兼君は東大法学部から大蔵省(現財務省)に入り、国立印刷局理事長を経て、現在は政府のIR(統合型リゾート)推進に伴い、政府設置のカジノ管理委員会委員として活躍している。池田君は京大工学部から住友ゴムに入り現在は会長である。社長時代はゴルフの優勝杯を渡すシーンをテレビでよく見かけた。私もゴルフクラブはもちろんゼクシオである。綾君は東大から農林中金に入り、今の会社に移って社長職にある。この会社は低温物流事業の持株会社で、食品の共同配送を担っている。わたし渕崎は東大から住友銀行(現三井住友銀行)に入り、IT畑が長くシステム担当専務から日本総研社長会長を経て現在に至っている。

高校の同級生と言っているが、國土君と綾君は香川大学附属坂出幼稚園からの同級生、氏兼君と私は同じ香川大学附属高松中学校で3年間同じクラス。本当に長い付合いだ。

高松高校の同窓会の東京支部は毎年ホテルで1000人以上が集まる大同窓会を開いている。コロナでここ2年はオンライン開催だが、同窓会としては最大規模で日本版ギネスブックと呼ばれるサイトでも認定されている。聞くところによると文藝春秋は来年1月号で創刊100周年とのこと。文藝春秋の創刊者はわが高松高校の大先輩の菊池寛である。そんな記念すべきタイミングでこの欄に出られることに不思議な縁を感じ誠に光栄に思う。母校がこれからも発展してくれることを切に願っている。(渕崎)

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