大相撲新風録 宇良|佐藤祥子
見出し画像

大相撲新風録 宇良|佐藤祥子

2106宇良

宇良(大阪府寝屋川市出身、木瀬部屋、28歳)

異能力士の復活。好敵手と土俵を沸かす

3度目の優勝を果たし、大関に復帰した照ノ富士が話題となった、3月の春場所。その裏で、十両の土俵ではファン待望の注目の一戦があった。身長176センチの小兵の業師である宇良と、同じく168センチの小兵で、甘いマスクでも人気を博す炎鵬の“初顔合わせ”だ。

2017年3月から幕内の土俵に上がった宇良は、その小さな体で居反りなどのアクロバティックな大技を見せる。技能力士ならぬ“異能”力士として“宇良旋風”を巻き起こした。しかし同年9月場所で靱帯を切る大ケガをし、5場所全休をして番付を三段目まで落とすことに。土俵に復帰するも、19年1月、幕下の地位でまたもやケガをし、再手術。4場所全休で序二段まで番付を落としてしまった。「もはや再起は不能か?」との周囲の心配をよそに、「ここでは終われない」と雌伏の時を送り、20年11月、十両の土俵に這い上がってきたのだ。

この続きをみるには

この続き: 528文字
この記事が含まれているマガジンを購読する
月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に幅広いテーマの記事を配信しています。政治家や経営者のインタビュー、芸能人の対談、作家のエッセイ、渾身の調査報道、一流作家の連載小説、心揺さぶるノンフィクション……月額900円でビジネスにも役立つ幅広い「教養」が身につきます。

文藝春秋digital

月額900円

一流の作家や知識人、ジャーナリストによる記事・論考・ルポルタージュなどを毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記…

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
文藝春秋digital

記事へのご意見・ご感想をお待ちしています。「#みんなの文藝春秋」をつけてご自身のnoteにお書きください。編集部がマガジンにピックアップします。皆さんの投稿、お待ちしています!

ありがとうございます!
月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に、一流の作家や知識人による記事・論考を毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記事読み放題&イベント見放題のサービスです。