与謝野晶子 着物に自分で絵を描いた
祖母は私が1歳の時に63歳で亡くなっており、今は亡き兄・馨(元衆院議員)と「教科書に出てくる人という存在だね」と語ったことがあります。ただ親族から折に触れて思い出話を聞く機会はありました。
祖母の次男で後に外交官になった父・秀(しげる)は、晶子と歌人の祖父・鉄幹が貧しい生活をしていた時期に生まれ育っています。長男である伯父・光は小学生の頃から養鶏をして卵を売り、父も子供の時から晶子に頼まれて出版社へ原稿の集金に走っていたそうです。
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