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【フル動画】梯久美子×井上荒野「娘が書く、父の不実、父の愛」

◆娘にとって「父」とは何か

 文藝春秋digitalは、11月4日(金)19時~、ノンフィクション作家の梯久美子さんと、小説家の井上荒野さんによるオンライン対談イベント「娘が書く、父の不実、父の愛」を開催しました。

《フル動画はこのページ下部にあります》 

『散るぞ悲しき』『狂うひと』などで知られるノンフィクション作家・梯久美子さんが、10月25日に2年半ぶりのノンフィクション作品『この父ありて 娘たちの歳月』を刊行されました。石牟礼道子さん、茨木のり子さん、田辺聖子さん、辺見じゅんさんなど、不朽の名作を生んだ9人の女性作家たちと、その父娘関係に焦点を当てたノンフィクションで、日経新聞の連載時から話題となっていた作品です。

 今回の対談では、その梯久美子さんが、小説家・井上荒野さんと「作家の父と、作家の娘」をテーマに語り合います。

 井上荒野さんは、小説家・井上光晴氏の長女に生まれ、20代の後半に自身も作家としてデビュー。2019年に刊行した『あちらにいる鬼』で、父・光晴氏と、昨年他界した瀬戸内寂聴氏との関係を描き、大きな話題となりました。同作を原作とした映画が本年11月11日に公開予定で、その父娘関係に今あらためて注目が集まっています。

 作家の娘にとって父とはどんな存在であったのか、自身の作家生活にどのような影響を及ぼしたのか、その関係は時の流れの中でどう変化したのか……。

 当代一流のインタビュアーである梯さんに、井上荒野さんと光晴氏との父娘関係、そして創作の深淵に迫っていただくとともに、お二人に、令和の今、父娘関係はどのように変化し、再定義され得るのか、おおいに語っていただきます。貴重な対談を、ぜひご覧ください。

 当日リアルタイムでご覧になれない方も、イベントの模様を収録した動画を配信しますので、何度でもご覧いただくことができます(※編集の都合上、動画はイベント終了後、一両日中に公開します)。動画は本記事のいちばん下(有料部分)にアップします。

◆イベント概要

イベント名:「娘が書く、父の不実、父の愛」

出演:梯久美子、井上荒野

日時:11月4日(金)19時~20時30分(予定)Zoomウェビナーを使用して開催します。完全オンラインイベントです。

※視聴するには、「文藝春秋digital」の会員になる必要があります(月額900円で記事やイベントが見放題のサービスです)

◆梯 久美子(かけはし・くみこ) プロフィール

梯さん プロフィール写真_1

1961年、熊本市生まれ。北海道大学文学部卒業後、編集者を経て文筆業に。2005年のデビュー作『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。十六年刊行の『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』では、読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、講談社ノンフィクション賞を受賞。その他、『原民喜 死と愛と孤独の肖像』『サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する』など、著書多数。

◆井上荒野(いのうえ・あれの) プロフィール

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1961年、東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年、『わたしのヌレエフ』で第1回フェミナ賞を受賞し、デビュー。2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で直木賞、11年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞、16年『赤へ』で柴田錬三郎賞、18年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞を受賞。19年に刊行した『あちらにいる鬼』が、本年11月に映画化され、公開される。最新作は短篇集『小説家の一日』。

◆問い合わせ

文藝春秋編集部
メール:mbunshun@bunshun.co.jp

◆イベントフル動画

《この下に対談フル動画があります》

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