見出し画像

インフレが世界秩序を破壊する 中野剛志

文藝春秋digital

「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」――マーク・トウェイン

 世界は、およそ40年ぶりに高水準のインフレに見舞われている。各国政府は対応に追われ、日本でも、物価高騰対策を中心とした大型の経済対策が検討されている。

 もちろん目下の問題に対処するのも大事ではある。しかしながら、より大局的な視点に立って、このインフレがもつ歴史的な意味を考えてみることも必要であろう。そうすれば、今日の世界が直面している問題の根本が見えてくるようになるからである。

日本でもあらゆる商品が値上がり ©時事通信社

この続きをみるには

この続き: 10,307文字 / 画像7枚
この記事が含まれているマガジンを購読する
月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に幅広いテーマの記事を配信しています。政治家や経営者のインタビュー、芸能人の対談、作家のエッセイ、渾身の調査報道、一流作家の連載小説、心揺さぶるノンフィクション……月額900円でビジネスにも役立つ幅広い「教養」が身につきます。

文藝春秋digital

¥900 / 月

一流の作家や知識人、ジャーナリストによる記事・論考・ルポルタージュなどを配信。月額900円で記事が読み放題&イベント見放題のサービスです。

購入済みの方はログイン

東浩紀、小泉悠、成田悠輔、鈴木エイト…旬の論者がホンネを語る生配信が充実