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同級生交歓 カリタス女子中学校 昭和51年卒

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人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

【タテ1】カリタス女子中学校 昭和五十一年卒業

神奈川県川崎市 カリタス女子中学高等学校にて(撮影・山元茂樹)

(右から)
作家
乃南アサ
カリタス女子中学高等学校校長
萩原千加子
女優
紺野美沙子

先日、同級生ミサコが、東京五輪聖火ランナーの際のトーチを母校に寄贈したいとやってきた。校長室に案内すると「ここに入るのは2回目」。中学のとき、アサコ(乃南)と仏語の授業をさぼって屋上で遊び、親子で「お呼び出し」となって以来だと。

私たちは小学校演劇部で一緒だった。「安寿と厨子王」、ミサコは主役の安寿。アサコはミサコを売り飛ばす人買いで、「なんでミサコは薄幸の美少女役なのに、私はひげ面の男役なの?」と地団駄を踏んでいた。だが、その演技は女優ミサコを超える迫力。ちなみに私は、ミサコが売り飛ばされた先で働く冴えない汐汲み女。何を思い出しても笑みがこぼれる子ども時代だ。

梨畑に囲まれていたのどかな学び舎の挨拶は「ごきげんよう」。明るく伸びやかなカリタスらしさは今も受け継がれる。(萩原)

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