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漫画家・柴門ふみが有働由美子にアドバイス。「不倫は向いてないわね」
news zeroメインキャスターの有働さんが“時代を作った人たち”の本音に迫る対談企画「有働由美子のマイフェアパーソン」。今回のゲストは漫画家の柴門ふみさんです。「恋愛の神様」が語る夫婦のカタチ、女のリアル。
「恋愛の神様」が語る夫婦のカタチ、女のリアル
有働 「女性セブン」で連載中の『恋する母たち』を毎週読ませていただいているんですが、ベッドシーンがとてもリアルですね。男女の営みの時、女性の
日本のエリートはなぜアートに群がり始めたのか―MoMAのVisual Thinking Strategy 中野信子「脳と美意識」
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※本連載は第9回です。最初から読む方はこちら。
情報の感度の高いビジネスパーソンの間でアートが話題に上ることが増えたように思う。「ビジネス✕アート」の関連書籍が新しい潮流を形成しつつあるように見える。
ただ私の小中高時代を思い起こせば、美術はいわばマイナー科目だった。自分は中高と6年間美術部で、油画が好きで描いていたこともあって、授業とはあまり関係なく個人的に勉強もし
目・耳・口<今月の”美味しい”情報>
▼〔野趣あふれる料理〕 宮崎県の景勝地・高千穂峡では、古くから、囲炉裏で山鳥の丸焼きを楽しんでいた。
その伝統を今に伝えるのが、「あららぎ乃茶屋」の『鳥の丸焼き』だ。20羽の鶏を丸ごと一度に焼くことができる大窯で、4時間かけてじっくりと焼き上げる。丸焼きなので、モモ肉、胸肉など、いろいろな部位を楽しめる。どの部位もしっとりと柔らかだ。味付けは塩だけなので、鶏肉の美味しさがよく分かる。オーブント
新連載小説「李王家の縁談」#3 |林真理子
【前号まで】
韓国併合から六年経った大正五年(一九一六)。佐賀藩主の鍋島家から嫁いだ梨本宮伊都子妃には、方子という娘がいた。伊都子妃は、迪宮(後の昭和天皇)の妃候補として、久邇宮邦彦王の第一女子で方子の従妹にあたる、良子女王の名前が挙がっていると知る。そこで伊都子は、韓国併合後に皇室に準ずる待遇を受けていた李王家の王世子・李垠に方子を嫁がせることを考え、宗秩寮の役人、そして波多野敬直宮内大臣と面会
講談師と講談社――神田松之丞さんの慶事を祝す(後篇) 門井慶喜「この東京のかたち」#9
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※本連載は第9回です。最初から読む方はこちら。
「講談倶楽部」は、苦戦しました。
野間清治のデビュー作というべき「雄弁」創刊号が6000部を即日完売したことは前述しましたが、そのわずか1年後の「講談倶楽部」はあっぱれ1万部を印刷し、そうして1800部しか売れなかった。
苦戦というより惨敗でした。しかもその1800部という数字がわかるまでに、当時の流通事情では3か月も
クラシックギタリスト・村治佳織|平成の天才少女の「現在地」
時代を切り拓く“異能”の人びとの物語を、新進気鋭のライターたちが描く連載ノンフィクション「令和の開拓者たち」。今回の主人公は、クラシックギタリスト・村治佳織氏です。/文・上原善広(ノンフィクション作家)
平成の天才少女が苦難を乗り越えて─ 令和元年12月21日、サントリーホールで「歴史的」ともいえる演奏会が行われた。
村治佳織(41)が、たった1人で2000席もの大ホールを満杯にして、デビュ