石坂浩二、浅丘ルリ子、加賀まりこ、笹野高史の「理想の死」を倉本聰が語る。
2017年から放送が始まったドラマ『やすらぎの郷』が、大きな話題を集めた。脚本は、倉本聰さん。劇中で描かれる“老後のリアル”は、多くの人の胸に刺さった。誰もが迎える「死」をどう受け入れるか。同作に出演した「やすらぎ俳優」たちの“理想の死”を倉本さんが語った。
"老後のリアル"を俳優にインタビュー「僕は、人間には2つの死があると思うんです。肉体的な死と、他者の中からその人の存在が完全に忘れられるという死です。『やすらぎの郷(さと)』に入居している元スターたちは、後者の死に対し