日本の大学の最高峰「東京大学」に初めて女子が入学したのは1946年のこと。それから74年――。本連載では、時代と共に歩んできた「東大卒の女性たち」の生き様に迫ります。第2回は、元会社員の里美さん(仮名、2007年、教育学部卒業)にお話を伺います。/聞き手・秋山千佳(ジャーナリスト) ★前回…
昭和史研究家の保阪正康が、日本の近現代が歩んだ150年を再検証。歴史のあらゆる場面で顔を出す「地下水脈」を辿ることで、何が見えてくるのか。第二回のテーマは、五つの国家像。欧州型の帝国主義国家への道を目指した維新後の政府。だが、日本が取りえた「国のかたち」は他にもあった。/文・保阪正…
無類の酒好き2人が自粛明けで「カンパイ」。吞兵衛たちは往く。酒場という聖地へ酒を求め、肴を求めて――。アフターコロナ時代は、どのように酒を飲み、楽しむか。酒飲みの新たなスタンダードを語り合う。/文・吉田類(酒場詩人)×角田光代(作家) 外で飲むことを解禁 角田 吉田さん、初めまし…
■ワーママはる 外資系メーカー15年勤務フルタイム、転勤族。2歳6歳兄弟(不妊治療)をワンオペ育児。2020年4月会社員を卒業して、学びのサバティカルタイム中。女性的キャリア構築、家事効率化、知育、教育費目的の資産運用などについて、Twitterやnote、Voicyで積極的に情報発信をしている。 Twitte…
【前号まで】 韓国併合から十年経った大正九年(一九二〇)。佐賀藩主の鍋島家から嫁いだ梨本宮伊都子妃には、方子という娘がいた。伊都子妃は奔走の末、韓国併合後に皇室に準ずる待遇を受けていた李王家の王世子、李垠と方子の婚姻にこぎつける。ところが第一子の晋は訪問先の朝鮮で亡くなる。 ★前…
「生きていくため」「大学に通うため」に風俗で働かざるをえない“普通”の女性たちがいる。ナイナイ岡村発言がいかに真実であるか、これまで日本が目を背けてきた現実を、性風俗を中心として女性の貧困を20年以上も取材してきた筆者が紹介する。/文・中村淳彦(ノンフィクションライター) 岡村発言…
習近平は現在67歳。国家主席の任期は撤廃したものの、年齢を考えると3期目が終わる2028年には引退する可能性が高い。習近平は「宿命」だと思っている。自らの手で台湾を統一することを――。そして日本は確実に巻き込まれる。/文・峯村健司(朝日新聞編集委員) 一国二制度に「死刑判決」 「2020年6…
新型コロナウイルスのワクチン開発情報をめぐり、各国が蠢き始めている。特に中国と韓国は〈開発情報〉に猛アプローチをかけている。最大のターゲットは、日本だ。国家総動員で盗め──両国が仕掛けるサイバー攻撃の実態に迫る。/文・麻生幾(作家) 中国大使館関係者からの「異様な接触」 その訪問…
国会議員にまでなった、元慰安婦の支援団体「正義連」の尹美香前理事長。表向きは元慰安婦のおばあさんたちのためと言って賠償金を得てきた正義連と尹だが、実は密かに私腹を肥やしていた。そして遂に、元慰安婦のおばあさんは尹を告発する。韓国で大混乱を巻き起こした「内ゲバ」の行方を追った。/文…
兄・金正恩に代わって登場した北朝鮮の若き女王、金与正。だが、彼女について知られていることは少ない。生い立ちは? 父・金正日との関係は? 結婚しているのか? どれくらい権力を握っているのか?…韓国を罵倒する“毒舌公主”の知られざる素顔に迫った。/文・五味洋治(東京新聞論説委員) 南北…