3月号表紙

「文藝春秋」表紙の言葉|松村公嗣

「白川郷」

 これまで何度も訪れましたが、今では随分観光地化されました。しかし、自然と調和し続けている姿がそこにはあります。高速道路も開通して文明的な環境にはなれど、山村で暮らす人々にとって大切なことは、不変の知恵と生きることです。本来我々は自然の中にある物を利用して生活していました。文明に憧れ故郷を離れても、雪の庵から立ちのぼる煙に強く引き戻されるものがあります。



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