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同級生交歓|早稲田大学高等学院 (昭和63年卒)

人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。

(右から)

東邦ラス工業代表取締役社長 永井信太郎

早稲田大学ラグビー蹴球部監督 相良南海夫

ADKクリエイティブ・ワン クリエイティブ・ディレクター 渡辺裕之

同級生交歓トビラ_トリミング_軽

東京都練馬区 早稲田大学高等学院にて(撮影・杉山秀樹)

我々が出会ったのは15の春。3人とも早稲田のラグビーに憧れて、高等学院ラグビー部の門を叩いた。強豪校とは言えなかったが、練習や試合で工夫を重ね、高校3年時、優勝候補を破り、全国大会出場を果たす。勝って泣くことを初めて知った。リーダーシップに長けた相良は、大学ではラグビー部主将、その後三菱重工に進み、ラグビーとビジネスの双方で活躍。現在は大学ラグビー部の監督だ。俊足ウイングの永井は、住友商事を経て、34歳の若さで金属加工2次製品エキスパンドメタルの製造メーカーの社長に就任。会社を成長させている。渡辺は、学院ラグビー部で学んだ創意工夫の精神を胸に、広告の仕事に邁進中だ。今年、相良が監督として大学日本1に輝いた。永井も私も、涙を流して喜んだ。33年前と同じように。(渡辺)



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