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杉田副長官の“穴”をどうするか?《官邸人事の迷走》|森功

杉田副長官の“穴”をどうするか?《官邸人事の迷走》|森功

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「拝察」発言は驚くに値しない|辻田真佐憲

「拝察」発言は驚くに値しない|辻田真佐憲

★前回の記事はこちら。 ※本連載は第7回です。最初から読む方はこちら。  天皇は憲法を超越した存在でもある。その事実があらためて突きつけられた。ほかでもない、宮内庁長官の「拝察」発言をめぐる騒動のことである。  西村泰彦長官は、6月24日の定例記者会見で、東京五輪の名誉総裁も務める天皇が、その開催によって新型コロナウイルスの感染が拡大するのではないかと懸念し、心配していると「拝察しております」と述べた。 

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マンガ『大地の子』第28話 密告|原作・山崎豊子

マンガ『大地の子』第28話 密告|原作・山崎豊子

第28話 密告 ★前回の話を読む。 ★次の話を読む。 ★最初から読む。 原作:山崎豊子 大正13(1924) 年、大阪市に生れる。京都女子大学国文科卒業、毎日新聞大阪本社に入社。昭和 32 年、生家の昆布商を題材にした処女長篇「暖簾」を書下し刊行。翌 33 年、「花のれん」で第 39 回直木賞受賞。同年退社、執筆に専念。主な著書に『白い巨塔』『不毛地帯』『二つの祖国』『大地の子』『沈まぬ太陽』など。平成 3 年に第 39 回菊池寛賞、 21 年に『運命の人』で第 63 回毎

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東京都墨田区のワクチン接種率が高い理由|専門家、コロナを語る。(3)西塚至(墨田区保健所長)

東京都墨田区のワクチン接種率が高い理由|専門家、コロナを語る。(3)西塚至(墨田区保健所長)

新型コロナの感染状況を大きく改善させる期待がかかるワクチン接種のオペレーションで、全国トップクラスの進捗率で注目されているのが東京都墨田区だ。 少なくとも1度は接種を受けた高齢者の割合が65%、2度目を済ませた割合は32%と全国の3倍以上の水準に達している(6月15日現在)。 6月28日には64歳以下の接種をスタートさせる。大阪でアルファ株(英国型変異株)が猛威をふるった4月には区独自で変異株PCR検査をはじめるなど素早い対応が注目された。その秘密はどこにあるのか、中心に

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「ワクチン一本足打法」で五輪開催へ……菅政権の希望的観測|森功

「ワクチン一本足打法」で五輪開催へ……菅政権の希望的観測|森功

安倍政権で進められた「官邸主導」の実態は、官邸の威光を背に霞が関を牛耳る「官邸官僚主導」だった。その体制は菅政権にも引き継がれた——。ノンフィクション作家の森功氏が、政治を牛耳る官邸官僚を徹底ウォッチ。 ★前回はこちら。 ★最初から読む。  ■森功(もり・いさお)   1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒。出版社勤務を経て、2003年フリーランスのノンフィクション作家に転身。08年に「ヤメ検――司法に巣喰う生態系の研究」で、09年に「同和と銀行――三菱東京UFJの闇」

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6割の包摂をめざす議論を|辻田真佐憲

6割の包摂をめざす議論を|辻田真佐憲

★前回の記事はこちら。 ※本連載は第6回です。最初から読む方はこちら。  人権や平等を高唱しながら、実は特定のひとびとの人権や平等しか擁護していない。そんなリベラルの欺瞞を突く声を昨今よく聞く。右翼によるリベラル攻撃の常套句か。かならずしもそうとは言い切れない。

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海の見える本屋をはじめて|あかしゆか

海の見える本屋をはじめて|あかしゆか

文・あかしゆか 京都出身、28歳。大学時代に本屋で働いた経験から、文章に関わる仕事がしたいと編集者を目指すように。 現在はウェブ・紙問わず、フリーランスの編集者・ライターとして活動をしている。2020年から東京と岡山の二拠点生活をはじめ、2021年4月、瀬戸内海にて本屋「aru」をオープン。 今年の4月、岡山県の瀬戸内海沿いにある児島という街で、海が一望できる小さな本屋を開店した。 普段は東京でフリーランスの編集者やライターとして働く私は、月のうち3週間を東京で過ごし、残

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“東大女子”のそれから|山口真由さん

“東大女子”のそれから|山口真由さん

日本の大学の最高峰「東京大学」に初めて女性が入学したのは1946年のこと。それから75年――。時代と共に歩んできた「東大卒の女性たち」の生き様とは。 東京大学在学中に司法試験と国家公務員Ⅰ種試験に合格。財務官僚を経て、弁護士となり、著名な法律事務所に勤務後、ハーバード大学ロースクールに留学、東大大学院博士課程修了。超のつくエリートといえる経歴をもち、現在はコメンテーターとしても活躍する山口真由さん(2006年、法学部卒業)にお話を伺いました。/聞き手・秋山千佳(ジャーナリス

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藤崎彩織 ねじねじ録|#14 一人の味【最終回】

藤崎彩織 ねじねじ録|#14 一人の味【最終回】

デビュー小説『ふたご』が直木賞候補となり、その文筆活動にも注目が集まる「SEKAI NO OWARI」Saoriこと藤崎彩織さん。日常の様々な出来事やバンドメンバーとの交流、そして今の社会に対して思うことなどを綴ります。 Photo by Takuya Nagamine ■藤崎彩織 1986年大阪府生まれ。2010年、突如音楽シーンに現れ、圧倒的なポップセンスとキャッチーな存在感で「セカオワ現象」と呼ばれるほどの認知を得た4人組バンド「SEKAI NO OWARI」ではS

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高3男子「10人に1人」がSNSで性的嫌がらせを経験 被害までの3つのプロセスとは

高3男子「10人に1人」がSNSで性的嫌がらせを経験 被害までの3つのプロセスとは

 子どもに、何歳からスマートフォンを持たせればいいのか。SNSの利用をどこまで許容するか。悩む親は多い。ルポ『つけびの村』が話題を呼んだライターの高橋ユキさんもその一人だ。親だけではない。SNS事業者も、度重なる被害に危機感を募らせている。(過去の連載はこちら)  SNSで出会った相手から裸の画像を要求される、画像を送った後に会うことを求められ望まない性行為に至る……。児童によるSNSの利用が事件の入口となるケースは年々増加している。  子どもたちがこうした性犯罪に巻き込

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