文藝春秋digital

赤坂太郎<政界インサイドレポート> 台風が狂わせた安倍の「解散」シナリオ

東京・赤坂は政界の奥座敷と呼ばれる。昼は永田町にいる政治家たちは、夜になると料亭が立ち並ぶ赤坂へと流れてくる。そこで垣間見えるのは、政治家たちの裏の顔だ。敏腕政治記者が表には出てこない政界裏情報を匿名で執筆する文藝春秋の名物コーナー。 被災地への対応に追われて思わぬ誤算。そして都…

許永中の告白「イトマン事件の真実」〈過去の悪行から新ビジネスまで10時間語り尽くした…

 今年夏、戦後最大の経済事件と呼ばれる「イトマン事件」で知られる許永中氏(72)が、自伝『海峡に立つ 泥と血の我が半生』を上梓した。許永中氏は現在、韓国のソウル在住。日韓関係が史上最悪といわれるタイミングでの出版となった。  実は、かねてから許永中氏は自伝出版の計画を『文藝春秋』の…

スターは楽し「ドウェイン・ジョンソン」――芝山幹郎

人外魔境を恐れぬ超人  あの姿を画面で見たときは、道頓堀名物〈かに道楽〉の看板が化けて、激しく動き出したのかと思った。 『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』(2001)の終盤、顔は人間で、肘から先と下半身が大きなサソリというスコーピオン・キングが、その奇怪きわまる姿で登場したときのこ…

誤嚥性肺炎は「左向き寝」「歯磨き」「バナナ」で防げ!

肺炎は死亡数96,841人で5位、誤嚥性肺炎は35,788人で7位。「2つの肺炎」の死亡数を合計すると13万人を超える。どうやって防ぐか?/大谷義夫(池袋大谷クリニック院長) 取材・構成=長田昭二 約7割が自覚症状に乏しい  厚生労働省が発表した2017年の人口動態統計で明らかになったある変化が、医学…

中曽根康弘の遺言「歴史認識、憲法改正……言い残しておきたいこと」【特別公開】

 11月29日朝、中曽根康弘元首相が亡くなりました。101歳でした。中曽根氏は1918年、群馬県生まれ。東大卒業後、旧内務省に入り、海軍主計少佐を経て、1947年に衆院に初当選。防衛大臣、通産大臣、自民党幹事長を歴任後、1982年に第71代内閣総理大臣に就任しました。中曽根政権は、戦後5番目に長い政権…

細谷亮太さんのオヤジの話。

著名人が父親との思い出を回顧します。今回の語り手は、細谷亮太さん(小児科医)です。 一番大切なのは  父(オヤジ)は明治が大正に変わって1月半ほど経った9月16日、山形県河北町で開業医の細谷喜三郎とゆきの長男として生まれる。明治17年生の祖父は医術開業試験に合格し20歳の若さで開業医にな…

おしっこの「色」と「出方」で分かる重大病のリスクとは?

おしっこの元は全身を循環する血液です。そこには様々な情報が詰まっている。/文・近藤幸尋(日本医科大学付属病院泌尿器科部長) 取材・構成=緑慎也 白く濁ったおしっこは  普段何も意識せずに、おしっこをしている方も多いかもしれませんが、実は、おしっこには病気のサインがたくさん含まれて…

澤地久枝さんのおふくろの話。

著名人が母親との思い出を回顧します。今回の語り手は、澤地久枝さん(作家)です。 言わなかった悔い  母は手さきの器用なひとだった。  そりかえる指を「まむし指」というが10本の指すべて「まむし指」で、指紋はすべてきれいに渦を巻いていた。  母の縫ったきものや洋服でわたしは育ち、就職…

脱水の恐ろしさ……水のがぶ飲みは「水中毒」にご用心!

水分の大量摂取が危険なのは、心不全や腎不全の患者さんだけではありません。健康な人でも、飲み方によっては危険な場合があります。/木村雄弘(慶應義塾大学医学部循環器内科特任講師) 脱水は夏だけに起きるものではない  晩秋に入り、空気の乾燥が気になる季節に入りました。  夏場に限らず、…

気象病を知っていますか? めまい、腰痛……その症状「天気痛」です。

愛知医科大学病院・痛みセンターの佐藤純客員教授は、天気痛の研究を始めて23年になる。愛知医大に日本初の「気象病外来・天気痛外来」を開設し、『天気痛』(光文社新書)などの著書ももつ、この分野の第一人者だ。/佐藤 純(愛知医科大学客員教授) 怠けているわけではない  雨が降ったり、台風…