文藝春秋digital

ルポ・地方は消滅しない 鹿児島県大崎町

地方自治ジャーナリストの葉上太郎さんが全国津々浦々を旅し、地元で力強く生きる人たちの姿をルポします。地方は決して消滅しない―― ルンルン気分でごみリサイクル率日本一 イラストレーション:溝川なつみ 菜の花の畑が見渡す限り続く。 鹿児島県大崎町は春爛漫(らんまん)だった。太平洋側の…

連載小説「李王家の縁談」#5 |林真理子

【前号まで】 韓国併合から八年経った大正七年(一九一八)。佐賀藩主の鍋島家から嫁いだ梨本宮伊都子妃には、方子という娘がいた。伊都子妃は、迪宮(後の昭和天皇)の妃候補として、方子の従妹にあたる、良子女王の名前が挙がっていると知る。そこで伊都子は、韓国併合後に皇室に準ずる待遇を受けて…

「アンドロイド」はどこまで人に近づいたか|ロボット工学者の石黒浩・阪大教授に聞く

news zeroメインキャスターの有働さんが“時代を作った人たち”の本音に迫る対談企画「有働由美子のマイフェアパーソン」。今回のゲストは大阪大学大学院基礎工学研究科教授の石黒浩さんです。 有働ロイドの誕生はいつの日か⁉︎ロボット研究の第一人者が明かす「人間の不思議」 有働 今日のゲスト…

どちらが恐い|藤原正彦「古風堂々」

文・藤原正彦(作家・数学者) 私にとってコロナとは、小学校3年生の時に、父に連れられて行った東京天文台で見た、太陽の周りで輝く散乱光であった。父の旧制中学以来の友人である古畑正秋先生が、黒点やコロナを見せてくれたのである。コロナが100万度もあると聞いて驚いたのを覚えている。それが今…

家出したコトバ|サヘル・ローズ

文・サヘル・ローズ(女優・タレント) 言葉が一時停止している。こんな事は初めてに近い。私は小さい頃から声帯を使うよりも指先を動かし、大事な感情を心の心臓音として、文字の中へ宿していた。「書く」ということは「私そのもの」。それが出来なくなってきている。感情があるのにもかかわらず、そ…

「黒川東京高検検事長“定年延長”の真実」安倍政権の思惑vs.検事総長の信念

何としてでも“政権の守護神”の異名をとる東京高検検事長の黒川弘務を「検事総長」の座に就かせたい首相と官房長官。人事案をめぐり、検察と官邸の熾烈な駆け引きは続いた。そして飛び出した“黒川定年延長”というウルトラC。圧力をかける官邸、検察としての信念を抱いてそれに抗う検事総長。果たし…

【現場医師からの報告】新型コロナ肺炎を好転させたある既存薬の「効果」

「新型コロナウイルス感染症」感染拡大にあたって、感染者の受け入れ施設として指定された病院のひとつが、神奈川県立足柄上病院である。ICD(インフェクションコントロールドクター)である岩渕敬介医師を中心に、急きょ感染症病棟担当のチームが編成され診療に当たることとなった。 神奈川県立足柄…

「韓国の秘密資金39憶ドルを『核開発』に使った」「金正恩には隠し子がいる」亡命北朝鮮…

今、北朝鮮内部で何が起きているのか。昨年2月、ベトナム・ハノイでの米ドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との直接会談が「ノーディール」に終わって以降、北朝鮮の非核化を巡る米朝間の実務協議の進展はない。この間、制裁は続き、昨年11月時点で、飢餓が深刻化しているとい…

【新連載】マンガ「大地の子」|第1話|原作・山崎豊子

1987年5月号から1991年4月号まで月刊『文藝春秋』で連載された、作家・山崎豊子さんの小説「大地の子」が、ついにマンガ化します! 中国残留孤児として波乱万丈の人生を送る主人公・松本勝男の半生を通して終戦後の激動の時代を描いた名作が、2020年、コミックとして蘇ります。 2022年、日中国交正常…

吉田類がコロナ自粛明けに絶対行きたい!東京「もつ焼き酒場」ベスト5

最強の酒のお供、もつ焼きはどんな時も〝大衆の味方〟です。コロナ禍が終息したら「まず酒場に行きたい」という吉田さん。自粛要請が明けたら必ず行きたいあの名店5つを特別に教えちゃいます。/文・吉田類(酒場詩人) 飲食店にエールを 酒場詩人の吉田類です。新型コロナウイルスの影響で、酒場も…